浜辺美波、女優をやめたいと思った過去を告白「『続ける』という選択が結果的に強みになった」<初耳学>
「『目立ちたい』という一歩が出なかった」
女優として活動するようになってからも、劣等感はなかなか克服できなかったという。
「特にお芝居。自分では精いっぱいせりふを言うんですけど、耳で聞いて下手だなって分かるし、感情を表情に表すっていうことができなかったです」と自己分析。
オーディションにも、なかなか受からない日々が続いた。「3桁かもしれない数の書類を出して、最終的に受かったのは一つか二つだと思います」。それでも何度も練習し、完成した作品を見ては反省点を洗い出すなどの努力をし、現実に向き合い続けた。
林先生から「何が原因だったと思いますか?」と尋ねられると、「ある種の優等生コンプレックスじゃないですけど、目立ちたくない(という思いが強かった)。いい子にしておくってことは、目立たず落ち着いて静かにいることじゃないですか。そこで、印象に残らなかった。『目立ちたい』という一歩が出なかったですね」と、かつての自分を省みた。
そんな浜辺にとってターニングポイントとなった作品が、2018年放送のドラマ「賭ケグルイ」(MBSほか)。4月29日(金)公開の「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」へと続くシリーズの最初のシーズンだ。
同作で浜辺は、優等生とギャンブル狂の二面性を持つ蛇喰夢子を演じた。「(『賭ケグルイ』シリーズの)英勉監督がなにより本当にすてきな方で。『あなたはやればできるんだから飛びなさい』って、飛べる場所を用意してくださる方なんです。飛んでみて『自分は飛べるんだ』って気付ける作品、本当にそういう作品でした」。この作品をきっかけに、劣等感から解放されていった。
毎週日曜夜10:00-10:54
MBS/TBS系で放送
公式サイト:https://www.mbs.jp/mimi/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCY6UMp-CCaztcG-Ui5OVXXA
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