有村架純が4月28日、都内で行われた伊藤園「とどけ!お茶のチカラ」お~いお茶戦略発表会に出席。映画、ドラマ、舞台と活躍する2021年の前半を振り返り、「本当にあっという間。個人的には、昨年(2020年)12月から入った現場で気づけたことがあって、そのおかげで自分の中で変化があったので、とてもいい前半戦を送れたのかなと。気づけて本当によかったなと思います」と語った。
有村架純、史上最長4.32秒の「お~い」に「長いなぁ」とセルフツッコミ
自身がキャラクターを務めるCMについて有村は、「今回は茶畑が舞台。絵コンテを見せてもらったときに、とっても爽やかな風が吹いているイメージだったので、それを心がけながら、広い場所に行って思わず声に出して叫んでしまうように撮影せせていただきました」とコメント。
「お~い」と呼びかける長さが、これまでの1秒弱に比して、今回は史上最長の4.32秒だったと聞いた有村は「さっき(CMを)見て、長いなあって言っちゃいました」と笑顔に。「毎回、CMを撮影するたびにちゃんと言っているんですよ。使い回しじゃないんです」とアピールしつつ、「とどけ!お茶のチカラ」というキャッチフレーズのとおり「みんなに届いてほしいという思いで、自分の肺活量が続く限り叫びました」と語った。
普段から、ティーパックでお茶を飲んでいるという有村は「本当なら、お茶を淹れる時間を楽しむ大人の余裕があったらいいですよね。じっくり丁寧に、何も考えないでお茶を淹れる…そんな時間を楽しむ余裕が、ない!」と苦笑しつつ、「そういう時間を楽しめるようになったら大人だなっていう漠然としたイメージがあるので、忙しくしている日々でも、そういう時間を持てる大人になりたいなと思います」と笑顔を見せた。
そう考える一因には、25歳から始めた茶道の影響がある様子。「高校生のときから興味はあったんですけど、当時はお金もなく、お仕事も始めて時間もなく。25歳になったときに、始めるなら今かも! と思って始めました」という有村は、「やってみて分かったんですけど、所作は頭で覚えようとしても全然覚えられないんですよね。振り付けのように、何度もやっていたら体から自然に出てくるもの。頭でっかちになると萎縮して何も出てこないのは、お芝居と一緒だなと思います」と語った。