5/5放送の第4話での石原さとみと綾野剛のキスシーンで、大いに盛り上がりを見せているドラマ「恋はDeepに」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第6話が5月19日(水)に放送される。
海を愛する海洋学者の渚海音(石原)と、新規リゾートに海中展望タワーを建設したい巨大不動産会社「蓮田トラスト」の御曹司・蓮田倫太郎(綾野)の思いが交錯するラブコメディーで、倫太郎の弟・榮太郎(渡邊圭祐)と海音が所属する研究室の藍花(今田美桜)の恋愛も進行中。さらには「蓮田トラスト」の次期社長と目される長男・光太郎(大谷亮平)を含む、3兄弟の関係性にも変化が訪れるようで…。そんな3兄弟の末っ子・榮太郎を演じる渡邊圭祐に、現場の裏話と今後の行方を聞いた。
とても大きなラブを描いた物語
――まずは、ここまでの放送をどのようにご覧になっていますか?
めちゃくちゃファンタジーですが、めちゃくちゃ直球のラブコメだなと。自分の登場シーン以外はオンエアで初めて見るので、石原さんと剛さん2人のラブコメをどんなアプローチで見せてくるのかなと思っていたのですが、第1、2話を見て、なるほどねと思いつつ、ワクワクしました。そして思ったのは、このドラマのラブコメの“ラブ”は、ただの恋愛のラブではなく、いろんなものに対してのラブであること。とても大きなラブを描いた物語なんだなと思いました。
――榮太郎役についての周囲からの反響は?
ありがたいことに、好感触の反応がきています。かわいい表情をする役が今までなかったので、僕自身、これまでなかった引き出しを開けている感覚があって、僕のことを好きな方たちからはそんな顔ができるんだねと言われました。
――榮太郎は世渡り上手の末っ子ですが、どんなところを意識して演じましたか?
人に壁をつくらないことをかなり意識していました。第1話の海音との出会いのシーンでは、普通は会社員ですから頭を下げて「蓮田榮太郎です」と自己紹介すべきですけど、榮太郎はパーンと自分の名刺を相手の目の前に出して「榮太郎です」と、普通の人ではできないであろうことをやってしまう。そういう人との距離の近さは、他の人とは一線を画している部分だと思います。
あと、第一印象で与える榮太郎の明るさを一発で表現できるようにしました。それから、僕は背が高いので(182cm)、何かを指さすときはおなかの辺りから手を出したり、かがんで下から上目遣いで相手を見たりしていました。これは特別意識したわけではないのですが、榮太郎らしさを表現したら、自然とそうなっていました。