仲間由紀恵、紅白歌合戦の司会は「やっぱりすごく緊張しました」
その流れで、「初の『紅白歌合戦』の司会のときはどうだったんですか?」とMCから尋ねられた仲間は、「知恵熱が出ました(笑)」と即答。「やっぱりすごく緊張しましたし、本当に日本を代表する歌手の皆さんのお名前と曲を紹介するという大役ができるのだろうかという不安がずっとつきまとっていたんですが、こんな私でもちょっとでも力になれたらという気持ちで会場にいさせていただきました。皆さんの素晴らしい歌声を聞いて私自身パワーをもらいながら、挑戦して、ちょっと不安になって挑戦して、不安になって…ってことをさせてもらってたなって思いますね。周りの人たちに助けられて4回も…」と振り返っていた。
初顔合わせながら意気投合した様子の2人に、「もしタッグを組むとしたら?」という提案が。河瀬が真顔で「私が女優で、監督の役ってどう?」とヒネった提案をすると「えぇそうですか!? 逆がいいな…? 逆がいいな?」と笑う仲間。「若い時代から落ち着いてらっしゃいますもん、冷静な役柄が合うのかなと」と監督役を勧める真意を明かした奄美出身の河瀬と、沖縄出身の仲間は、「同じ南方系で、寒いの得意じゃないですよね(笑)」「はい、苦手です!」「自分のDNAが真夏の太陽を欲しているみたいな…」と共通項で盛り上がる。
そして「おおらかな海洋文化というか、そういうような中で、命を見つめてるとか、そういうのがいいかも。お母さんになった由紀恵ちゃんと、じっくりと海の中で…」「海の中で? …覚悟のいる作品になりそうです(笑)」と気の置けないやりとりの後、「子育てってプランニングできないけど、その中でスキルが上がると思うんですよ、人間としての。どんなものにも動じない、対応できる。今の仲間さんはそういう哲学を持ってらっしゃると思うので、そのへんにアクセスできるような作品ができれば」「ぜひ、よろしくお願いします」とまとめていた。
◆取材・文=坂戸希和美