森崎は「おまえ、そんなこと考えてるの?こんなことしてたんだと驚きの連続なんです。2話で大泉が有名シンガーと歌ってるのも、見るまで知らなくて。いろいろな発見があって、メンバーの私たちも出演しながら楽しいなと思う時間でした」と打ち明けた。
安田は、自身が女性もののパンツを被り、ポージングレッスンを受けているシーンをセレクトし、大泉も「よくこれ選びましたね。パンツ被っとる」とあきれ顔。
安田は2020年のステイホーム中、目黒川沿いをウオーキングするようになって、ピラティスをやっている女性の看板が気になっており、今回その人に会うことができたそうで「小さな夢がかないました。無駄なことが皆さんに喜んでいただけるものになったのかなと」と満足そうな表情で語っていた。
戸次は、吉田の悪役“女帝デロリアン”としての登場シーンを挙げたが、「吉田羊さんが、超ノリノリでこの企画に参加してくださいまして。何でそんなにノリノリなのか聞いたところ、『TEAM NACSの皆さんはそれぞれと仕事はしたことがあるけど、一同に会した皆さんとは仕事するのは初めて』と、そこにやる気を見いだしてくれたみたいで。それが女帝デロリアンの登場シーンに出てたと思いまして」と説明。
また、戸次は新人オーディションで大きな胸の女性がただジャンプしている姿を5人で見るシーンも挙げ、笑いをこらえながら「ああいうことです。言葉は要らないです。どの国の方に見せても面白い」と理由を。大泉は「まだまだ(ジャンプしている女性)あの人面白いんです」と補足し、戸次も「まだ氷山の一角で。どんな面白さなのかは本編を見てください」とアピールしていた。
大泉は、瑛人と曲作りしているシーンをピックアップ。「瑛人くんのキャラクターがいい。私が曲を作ってほしいとお願いするんだけど、瑛人くんにお断りされるというおおまかな台本だったんです。もともと瑛人くんは頼まれたらやってしまう方な気がしてたんですが、やはり現場では全然違う展開になってまして。曲を作ってほしいって言ったら、瑛人くんがその場で作り続けて、最終的に俺も誘って、歌うという。どんだけ説明しても永遠にかみ合わなかった」とぼやくも、「その場で作ってくれた曲のクオリティーの高さがすごくて、ビックリもしました」と回顧。
さらに、今作について「めちゃくちゃですよ。どこまでが台本か本当か僕らも分からない。どちらかと言うとドキュメントだよね」と打ち明けていた。
音尾は、自ら監督を務める名作映画をオマージュした「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」を撮影しているシーンを挙げ、「素晴らしいアクションでしたね」とドヤ顔で話し、「5人の関係性が出たところで、これを起点にいろんなことが起きていく。スタートとなった記念すべきシーンです」と感慨深い様子で明かした。
イベントでは、演出を担当した堀切園健太郎から「なぜTEAM NACSが25年も続いたのかをテーマに迫っていると、ピリピリしたかと思えば急にイチャイチャしてみたり。すっかりだまされているうちに、すっかり“子NACS”(ファン)になってました。お気に入りの旅館の宴会場のシーンは、リアルでドラマチックで笑えて泣けるこの番組の集大成。お酒の力もあって、赤ら顔の皆さんの表情がすごく魅力的です」というメッセージも届き、森崎は「うれしいです」と感謝していた。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
6月20日(日)スタート
毎週日曜夜11:00-11:30
WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信
特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/teamnacs/