りんたろー。「ネタ書いてたら、だんだん涙がぽろぽろ落ちてきて…」
なかでも兼近は、5歳の頃に初めてもらったお年玉で母親へ贈る包丁を一人で買いに行ったために警察官と一緒に持って帰った、兄が輪にした手を空の星に添えて買えなかった誕生日ケーキに見立ててくれたなど、貧乏ながらも心温まるエピソードが続々。
りんたろー。も、兼近の貧乏エピソードを笑いに昇華させようと考えたものの、「ネタ書いてたら、だんだん涙がぽろぽろ落ちてきて『コイツ、がんばったんだなぁ』」「いや全然笑えねえよ!と思って没にしました」と明かして、スタジオをいっそう沸かせた。
自分のためだけにお金を使うことに感じる罪悪感や、広い空間に一人でいると落ち着かないといった不安に対し、評論家陣は、家族との距離感が近すぎる狭い生活空間で育ったため、人に気を使いすぎてしまう傾向を指摘。
一方で、自分の“普通”が周囲と異なると知ってネガティブに陥りがちな局面でも、家族とともに乗り越えてきたことから前向きな向上心が養えていると補説。総じて、困難や制限にくじけない気概があり、創意工夫も身についている“最強の人たち”との太鼓判を押され、アンミカは「乗り越えられるっていう自信はあります」と誇らしげな笑顔を見せた。
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