セリフを覚えるふりをして…
――俳優として今後挑戦してみたい役柄は?
アキラ:お芝居の話がくるということ自体がすごくうれしいことだと思うんですよね。
その中でも今回はコメディーでしたけど、元々面白いことやりたいなと思ってこの世界に入ったのがきっかけだったので、映画でも舞台でもテレビでも面白いものを作れたらいいなと思います。
それこそ「寅さん」とか「チャップリン」とかすごく好きなので、面白いけど何か切ないおじさんというか、ハートフルコメディーをやるチャンスがあればやってみたいです。
――これまでの中で気まずかった瞬間を教えてください。
アキラ:今回でいうと、若手の子たちが20代なんですけど、衣装さんやメイクさんも若い方で、楽屋からすごく楽しそうな会話が聞こえるんですよ。
で、何回か僕が楽屋に入ることで話がストップすると、「会話ストッパー」になっているなと感じることが(笑)。
だから自分の出番がない時とか楽屋に戻ろうとしても、会話が盛り上がっていた時は、セリフを覚えるふりをして、無駄に外にいたことはありました(笑)。
僕もずっとバイト生活だったんですけど、30歳過ぎたおじさんが急にバイトに入ってくることってあるじゃないですか。20代の学生からしたら「新人だけどおじさん」というのが、まず気まずいですよね。
そういうのは僕も察知しちゃうので、聞いてて話が盛り上がってたら楽屋に入るのやめておこうと思うことはありました(笑)。
――最後に、視聴者の皆さんに一言お願いします!
アキラ:シーンこそ変わりますが1つの舞台で、劇団員という4人を中心に「気まずい沈黙」をテーマにコメディーを作るというのは、なかなか挑戦的だと思うんですよね。
しかもメンバーもオーディションで選ばれた若手俳優なので、そういう意味では作品自体がフラットに見られると思うんです。
ストーリーだったり、物語の雰囲気だったりを色眼鏡なしに見られると思うので、この「気まずさ」を存分に味わえる30分になっていると思います。
今からでもYouTubeでも見られるので、是非よろしくお願いします!
あとは毎回見られる僕のコインランドリーのシーンも、「あるある~」と思えるようなシーンになってますので、そこにも注目してください(笑)。
毎週火曜夜11:30-0:00、TOKYO MXにて放送
<公式サイト>https://gekitekinichinmoku.com/
<公式Twitter>@gekiteki_drama
<公式YouTube>https://www.youtube.com/channel/UC2QI8anAGSk5oB25JJnlG4g
<キャスト>
鈴木幸平:渡辺佑太朗
橘慎一:竹田光稀
柴田英理子:辻千恵
桐嶋夏織:北原帆夏
温水宏:アキラ100% ほか
<スタッフ>
チーフ監督:北畑龍一
脚本:山崎洋平、山崎太基、冨坂友
制作プロダクション:ダブ
製作・著作:ソニー・ミュージックエンタテインメント
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