映画「科捜研の女 -劇場版-」(9月3日[金]公開)の完成報告イベントが、8月11日に東京・丸の内TOEIで行われ、主演の沢口靖子、共演の内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が、役衣装で登場。「科捜研の女」シリーズで初めて、テレビドラマのレギュラーメンバーが勢ぞろいし、同作に対する並々ならぬ思いを語った。
同作は、1999年の放送開始から20年以上にわたり、世代を問わず愛され続けているドラマ「科捜研の女」シリーズ。常に最先端の技術を取り入れ、解決した事件は250を超える“科学捜査ミステリー”。その集大成として待望の映画化を迎える。
脚本を務めるのは、シリーズメインライターの一人で「劇場版 名探偵コナン」シリーズも手掛ける櫻井武晴。メガホンをとるのはテレビシリーズの中心的存在であり、「相棒」「刑事７人」なども演出してきた兼崎涼介監督。音楽・川井憲次のエネルギッシュな楽曲に彩られ、最新科学トリックと濃密な人間ドラマが、映画ならではのスケール感で展開される。
科捜研の法医・榊マリコを演じる主演の沢口は「いよいよ劇場版の公開が来月に迫ってまいりました。たくさんのファンの皆さんに支えていただき劇場版が完成し、早く皆さんに見ていただきたいという気持ちです。自信作です。」とあいさつ。また、完成した作品を見ての感想を問われると、「科捜研の魅力が全て詰まった集大成にふさわしい作品だと思いました。」と語った。
続けて、内藤は「映画版という事で、今まで20年以上、250本以上のドラマの中で一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。多分これは一回きりしか使えない方法だと思っています。その方法をぜひ劇場に足を運んでいただいて確認していただきたいと思います。」と呼び掛けた。
また、石井は「スタッフ・キャスト一丸となった作品で、みんなこの作品を愛していて、プロデューサーからも『これは20年見てくださったお客様への恩返しの作品でもある』と言っていただいて、そういうモチベーションでやろうと思いました。ここにいるキャスト・スタッフもそういう思いでこの作品を作ったので、ぜひ劇場で楽しんでいただければと思います。」とアピールした。