元プロ野球選手のG.G.佐藤氏が8月11日、公式YouTubeチャンネル「【 GG佐藤】トラバースTV」を更新。自身が出場した北京五輪の野球日本代表監督を務め、2018年に亡くなった星野仙一さんの墓前で、侍ジャパンが東京五輪で金メダルを獲得したことを報告した。
2008年、星野さん率いる野球日本代表のメンバーとして北京五輪を戦ったG.G.佐藤氏。チームとしては4位に終わり、メダルを逃した。
「悲願達成から2日…星野仙一監督へ涙の金メダル報告」と題して公開された動画でG.G.佐藤氏は、「今回、星野監督の記念碑にやってきました。金メダルの報告をしたいと思います」と説明。墓前に足を運び、深々と頭を下げた。
花立に花を添え、墓石に水をかけながら、「監督、ありがとうございました。本当にお世話になりました」と声をかけるG.G.佐藤氏。大きく「夢」と刻まれた墓碑を前に、手作りの金メダルを向けつつ、「星野監督。ここにも刻まれている『夢』。侍ジャパンがオリンピック、金メダルを獲ってくれました。監督の夢でもあったジャパンのオリンピック金メダル。そして、僕たちの夢だったオリンピックでの金メダル。夢がやっと叶いました。監督、観てくれてましたか?ジャパンが世界一です」と報告した。
最後に「これからも北京の時に監督からいただいた熱い想いを忘れず、これから野球界、自分自身のためにも一生懸命頑張ります」と伝え、「これからもずっと見守っといてください。本当にありがとうございました…」と、涙で声を震わせていた。