『Oggi』美容専属モデルや女優として活動する若月佑美の写真集「アンド チョコレート」(小学館)が、9月8日(水)に発売される。
2017年に発売したファースト写真集以来となる同作は、持ち前のクールなカッコ良さから、ふとした素の表情、無邪気な笑顔、セクシーな一面まで、若月の魅力が堪能できる1冊に。親密感を感じられる室内やプールでの撮影のほか、神秘的な雰囲気が漂う森の中、海辺でのロケなど、さまざまなシチュエーションの写真が収められている。
WEBザテレビジョンでは若月にインタビューを行い、今作のコンセプトや撮影時のエピソード、さらに若月が感じた“被写体”としての自身の変化などについて話を聞いた。
スタッフからの提案で「意外だし、うれしかった」という“男装”
――初めに今作のテーマやコンセプトを教えてもらえますか。
私自身としては「今できる限りのベストを尽くした若月佑美を出すこと」と「自分の中の全てのアイデアや感性を出し尽くす」という2つのコンセプトがあって、加えて編集の方からは「若月佑美の多面体の魅力、彼女のいろんな一面を引き出す」というコンセプトをご提案いただいたので、それに沿ってやらせていただきました。
――出来上がった本をご自身でご覧になっていかがでしたか?
いろんな人に見てほしいなって思えるというか、胸を張って自分の名刺代わりにしたい写真集ができたなと思っています。
――今作は他の写真集よりシチュエーションのバリエーションが多く感じたのですが、若月さんが先ほどお話ししていたアイデアや感性というのは、どんなところに出ているんでしょうか。
たくさんあるんですけど、まず衣装の面では事前に参考画像を自分で探してきて、「このシチュエーションでこの衣装を着てみたいです」っていうことを打ち合わせの時に編集の方にお話ししたりしました。
例えば海の撮影は、普通は元気なイメージとか、水着とかっていう方向性になると思うんですけど、私が「意外性がある写真が撮りたい」ということで、あえてカッチリしたブラウスにジャケットを着て海に立つという、芸術観を見せる写真になりました。
あと、ワンちゃんが大好きなので、「ワンちゃんを呼んでください」って言ってみたら、本当に呼んでくださったりもしました(笑)。
――スタッフさんからの提案で意外性を感じたものはありましたか?
意外だし、うれしかったのは男装ですね。以前お芝居で男の子の役をやらせていただいたことがあって、性別の壁を超えて男の子を表現できたらなって思ってはいたんです。写真集となると、なかなか自分からはアイデアとして出せなかったんですけど、そういうお話を頂けたので「ぜひ!」ということでやらせていただきました。
――その他にオススメのシチュエーションはありますか?
ネオンの中華街みたいな所で撮った写真は、私から「ちょっとアジアチックな場所で、しかも夜に撮りたいです」って話をさせていただいて撮った写真なんです。写真に限らず、いろんなアジアンテイストの作品を「芸術として面白いな」って思うことが多かったので、自分の写真集にも組み込めたらいいなと思って。今回はコロナ禍で海外には行けなかったので、都内でそういう場所を見つけていただいて撮影しました。
9月8日(水)発売
価格:2035円(税込)
発売:小学館