SKE48が9月1日に28thシングル「あの頃の君を見つけた」をリリース。同楽曲は4月の1期生・松井珠理奈と2期生・高柳明音の卒業後初のシングルで、AKB48グループ最年少の12歳、林美澪がシングル歌唱メンバー初選抜ながらセンターに抜擢された。
WEBザテレビジョンでは、選抜メンバーの熊崎晴香と、今作で「Stand by you」(2018年)以来2度目の選抜メンバー復帰を果たした菅原茉椰にインタビュー。
MV撮影時のエピソードをはじめ、センターポジションへの熊崎の思いや、熊崎から見た菅原ら“7D2”(7期生&ドラフト2期生)と菅原から見た熊崎ら6期生などについて話を聞いた。
久しぶりの夏曲は「爽やかなキラキラソング」(熊崎)
――まずは菅原さん、2度目の選抜復帰おめでとうございます。
菅原:ありがとうございます(笑)。
――選抜メンバー発表直後に、SNSやSHOWROOMでファンの方に向けたメッセージは発信してましたけど、改めて気持ちを聞かせてもらえますか?
菅原:コンサートのときに、選抜メンバーの横で踊ることが多かったので憧れたり、仲の良いメンバーが選抜に多いからこそ、勝手に劣等感を抱いたりしてたんですけど、それがあったおかげで頑張ろうと思えました。
ファンの方も(選抜として踊る姿を)見たいって言ってくださっていたので、今回選抜に戻ってきて、久しぶりにみんなの輪の中に入れてうれしいです。
――熊崎さんは菅原さんの選抜復帰を聞いて何か連絡したりしましたか?
熊崎:おめでとうってメールしました。選抜に復帰したいっていう気持ちは聞いていたので、うれしいねっていう話もしたし、前から「もし選抜入ってたらすぐにメールしてね」って話はしてたんです。
菅原:選抜メンバーの発表の前に、「シングルの発売が決まりました」って連絡がメンバー全員に来ていて。
熊崎:その時に「落ちてても入ってても、(発表の)連絡が来たらすぐに連絡をし合おう」っていう約束をしたんです(笑)。
菅原:お互いが良い報告をできてよかったです。
――そうやってお二人が選抜入りの喜びを分かち合った今作ですが、どんな曲になっているのでしょうか?
熊崎:今回は「永遠の青春」をテーマにした曲になっていて、久しぶりの夏の王道、爽やかなキラキラソングです。メンバー一同、すごくそれを喜んでいます。
皆さん、いろんな青春を送ってきたと思うんですけど、昔味わった青春のキラキラした感情を思い出してもらえたらいいなって思います。いろんな気持ちで聞くことができる曲だと思うので、今のSKE48を見て、もう一度青春を一緒に味わってほしいなって思います。
菅原:歌詞からは、自分が後悔してるから「ちゃんと気持ちを伝えなよ」「自分みたいにならないように頑張ってね」って背中を押すようなメッセージを感じました。
「今のSKE48を見て、ちゃんと推してください」みたいなふうにも感じたので、後から「やっぱりSKE48を推しとけばよかった」ってならないように、聴いてくれた方には今からでもSKE48を推してほしいなって思います。
――MV撮影はいかがでしたか? サイダーでシャンパンファイトみたいなことをしているシーンもありましたけど。
熊崎:私と茉椰ちゃんは別々のグループでの撮影で、私がいたグループは「こうやって押すと、うまくサイダーが弾けるから」って教えてもらっていたんですけど、最初は全然うまくできなくて。
浅井裕華ちゃんがコツをつかんでうまくなったんですけど、その隣にいた私は目にも入るし、顔にも掛かるし、一番濡れてた自信があります(笑)。
でも、撮影の最後で、天気もちょうど晴れになって、太陽の下でサイダーをみんなでかぶるなんて青春っぽいなって思ったし、楽しむこともできたので、いい思い出になりました。
最後だからメイクが崩れるのも気にしてなかったんですけど、終わってから会ったメンバーには「何でそんなに濡れてるの?」って言われました(笑)。
――菅原さんはどうでしたか?
菅原:私はそのシーン、隣に古畑奈和さんと高畑結希ちゃんがいたんですけど、ヘタクソだから2人に掛けまくっちゃって。
熊崎:(笑)。
菅原:自分にも掛かったんですけど、ちょうど私がサイダーを持っている手の辺りに2人の顔があったので、「掛けちゃってごめんなさい」って思いながら撮ってました。
あんまり上手な人がいた記憶もないんですけど、みんなで「(青海)ひな乃上手だよね?」ってイジったりしてましたね(笑)。
――パリピキャラだから(笑)。
菅原:そう(笑)。「パリピだからやったことあるんでしょ?」みたいに、みんなでふざけながら、結構素の感じで楽しみながら撮影させてもらいました。
――自転車に乗ったり、押しながら歩いたりするシーンもありましたよね。
熊崎:今回私は学生服を着て、若い子たちの中に入らせてもらいました(笑)。学生服を着て自転車を漕ぐっていうのが、アイドルの夏ソングのMVに必ずあるようなシチュエーションじゃないですか。アイドルになった時から、結構そういうのに憧れがあったんですよね。
菅原:夏によくある感じですよね。
熊崎:AKB48さんの「ポニーテールとシュシュ」でこういうシーンあったなって思ったり。それをみんなでやれたのがうれしかったんですけど、何年ぶりかの自転車だったので、ちょっとビビってました(笑)。