メンバーはスルーするikuraの“天然発言”、リスナーの反応に「すごく新鮮」
――番組が開始したことで、ファンの方から「Ayaseさんってこんな人だったんだ」「ikuraちゃんってこんな子だったんだ」と言われることも多くなったかと思います。
Ayase:たしかに、そういった反響はたくさんいただいています。ただ自分たち的には、番組の進行に集中するあまり、パーソナルな部分をまだ出し切れていない感覚があるんです。そこが反省点であり、課題ですね。しっかりと素で、もっとパーソナルな部分を見せていけるように、また、余裕をもって番組に臨むためにも段取りや意識を磨いていきたいです。
――ikuraさんは番組中でいわゆる“天然発言”をリスナーさんからよくいじられていますが。
ikura:あ~そうですね。私のこの感じを面白いと感じてくれるなら、うれしいです(笑)。あと、YOASOBIのチームを組んでもう2年くらい経つんですけど、メンバーは私のそういうおっちょこちょいなところに対して、スルーするようになってきてるんです(笑)。だから、リスナーの皆さんが私のこの感じを喜んでくれるのが、個人的にはすごく新鮮なんですよね。
――番組発表時に寄せたVTRコメントでAyaseさんは「トークスキルを磨きたい」という旨の発言をされていました。実際にこの5か月あまりで、お互いのトーク力は向上したと思いますか?
Ayase:ikuraのトーク力は…そうですね…。
ikura:でも、「オールナイトニッポン0(ZERO)」をやらせていただいた時よりかはしゃべれるようにはなってる(笑)!
Ayase:まあ、多少余裕が出てきて、当初に比べればスキルアップはしてるかな(笑)。ただ僕は、ikuraが饒舌にぺらぺらトークをすることが良いと考えてるわけじゃないんですよね。むしろトークをしっかりやらなきゃいけないのは自分。ikuraに関しては、天然な部分含め、彼女自身の持ってる本質的な面白さが既に番組の中でどんどん出てきていて、OKだと思っています。
――ikuraさんはAyaseさんの進行ぶりを見てどう思いますか?
ikura:進行の部分でいうと、ほとんどAyaseさんが回してくれて、私が自由にしゃべれるように話を振ってくれるので、すごくやりやすい環境を与えてもらっていると思います。逆に私もAyaseさんの人柄を引き出せるように、2人で良いコミュニケーションが取れるよう頑張りたいです。
――6月15日深夜の放送では、星野源さんが番組初ゲストとして出演されていましたよね。お二人とも普段の放送に比べ、かなり緊張していたように感じました。
Ayase:あの日は、大先輩の源さんが来てくださるということで、「とにかく礼儀正しくしたい」という一心でした。本番前は「うまいこと回さなきゃいけない」「ちゃんとリスペクトを伝えたい」と、あれこれ考えたりもしました。その結果、実際に僕もあとから聴き直しましたけど、礼儀正し過ぎたというか、かしこまり過ぎたせいでうまくしゃべれていないという…(笑)。でも普段先輩に会う時もあんな感じなので、それが如実に出てたという感じですね。
ikura:もちろん緊張もしていたんですけど、こちらから源さんにお話を振らせていただき、答えをうかがっていると、本当にファンなので、リスナーの気持ちになってしまうんです。「そういう風に考えてやってこられたんだ…」と、そのまま飲み込んでしまって。ちゃんとリアクションを取ったり、お話を次に繋げたりという、パーソナリティとしての仕事が疎かになっていた気がします。そこはちょっと反省でした。
9月7日(火)の放送
ゲスト:やまもとひかる
企画内容:ikura VS やまもとひかる バブルサッカー対決!
※放送後1週間以内はradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)