下着の呼称は“パンティ”か“ショーツ”か

ハードボイルドを貫こうとする川合は、源(三浦翔平)や牧高(西野七瀬)ら刑事たちも同じテンションの中、顔の表情を崩すことなく事件の詳細を伝える。しかし、北条係長(平山祐介)の「犯人が着用していたパンティの特徴は?」という一言で、藤に火がついた。
「“パンティ”という単語を使われることで傷ついたり嫌悪感を抱く女性被害者も少なくないと思われます。どうか“パンティ”をやめて“ショーツ”と呼称の変更をお願いできないでしょうか」と頭を下げた。係長は「配慮が欠けていたのはこちらだ。よし、これよりうちでは“パンティ”を“ショーツ”と呼称する!いいか!」とほえたのだ。
川合が「大人たちが下着の話をこんな真面目に…」と口をつぐんだ場面だったが、俳優陣の真面目な表情と壮大なBGM、“パンティ”という可愛らしい響きが相まって絶妙なコメディに。
ただ、藤の主張は決してふざけているわけではなく、町を守る警察官が常に市民の気持ちになっているという誠実さも伝わるシーンであり、「ハコヅメ」の良さが詰まった場面でもあった。
ドラマタイトルはTwitterのトレンドランキングに入り、視聴者からは「ハードボイルドごっこ、超面白かった」「笑いこらえきれず吹いちゃったよ」「笑って見てたけど大事なこと」「ショーツの方が性的イメージが軽くなる」「性的表現や被害者の気持ちも気遣ってくれるいいドラマ」など、笑いと共感の声がともに上がっている。
次週、第8話は9月8日(水)に放送。川合は宮原(駿河太郎)から、藤が刑事課から交番にやってきた本当の理由を聞く。藤が真実を隠して自分のそばにいたという事実に混乱する川合。それでもショックを隠し、今まで通りに藤と接しようとする。
文=ザテレビジョンドラマ部
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