Instagramは87万人、Twitterのフォロワー数は36万人と、インフルエンサーとして多大な影響力を持つくりえみ。自身でプロデュースしているYouTubeチャンネル「くりえみチャンネル」は、登録者数が約30万人に迫るなど話題となっている。
女性の悩み相談を解消する内容やグラビア撮影現場の様子などの動画を公開している同チャンネル。ここまで成長した背景には、さまざまな葛藤もあった。
「WEBザテレビジョン」ではくりえみを直撃し、YouTubeチャンネルの運営方法や、9月30日(木)に発売される写真集「くりめぐり」(玄光社)ついても話を聞いた。
知名度を上げることが目的
――YouTubeチャンネルに投稿されている動画は、ご自身で編集もされているんですか?
もともと編集もしていたんですけど、あまりにも時間がかかってしまうんですよね。最初は一つの動画を作るのに3日ぐらいかかっていました。そのあと徐々に慣れていって早くなったんですけど、それでも一本に10時間ぐらいはかかっていたかな。なので、動画以外にもやっていることがある中で編集もってなると更新頻度も落ちてしまうので、今は他の方に編集をお願いしています。基本は企画や撮影をしています。
――最近のYouTube界について考えていることはありますか?
YouTubeを始める人が増えたと思うんですけど、早い段階で投稿を止めちゃう人も多いんですよ。芸能人の方とかはほとんど更新しなくなったんじゃないかな? 特に収益化につながらないと思ったら止めちゃいますよね。
私なんかは収益化にならなくても、仕事として知名度を上げることが目的なので続けられます。月にどれぐらい売り上げているかすら見ていないんですよ(笑)。でも、他の人たちからすると一本の動画を作るのにもお金がかかるわけだし、普通に考えたら続けようとは思えないですよね。
――動画を作る際に大事にしているポイントはありますか?
YouTubeなりの見せ方があると思っているので、なるべく自分でやっているからこそ出るリアルな雰囲気を大事にしています。と言っても駄目なところばかりで、きれいに見せよう見せようとしちゃうんですけどね(笑)。あくまでも自発的にやっていますという姿勢が伝わるようには気をつけています。
あと、私の動画は芸人さんみたいに面白くはないんです。自分で見て笑えるかと言ったらそうではない。だったら自分の強みを生かしつつ、広告収益が付かなくても貫いて更新して、人間性が分かるようなトークができるように考えています。
――人間性を見てファンになってくれたら、なかなか離れない気がしますね。
企画勝負って続かなくて、企画が尽きたらそれで終わりなんですよ。人間性を見られている人たちは、どんな企画をやっていても見てもらえるんですよね。例えば、有名なYouTuberさんの動画が全部面白いから見られているというよりは、有名なYouTuberさんの人間性が好きで、そのしゃべっている姿を見たくて視聴している人が大半だと思うんです。
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