――草なぎさんはやすともさんをご存じなかったとのことですが…。
草なぎ:すごく大阪で人気がある方っていうことは聞いてたので、やっぱりみんなに愛される魅力っていうのは、毛穴から出てましたね。
ともこ:(爆笑)。開いてますやん! 確かに汗は止まらなかったですけど! でも、うそでもそんなふうに言ってもらえるとうれしいです。
草なぎ:いや、冗談じゃないですよ(笑)。二人はやっぱ魅力的っていうか、もっと「なんでやねん!」みたいにガンっと来るのかと、それも期待はしてたんですよ。そういう感じじゃないようにしてくれたのかなとか。けど、普段もそういう感じではないんだ?
ともこ:そう思われるんですけど、グッと行くのも来られるのも実は苦手なんですよ。
やすよ:慣れてくると行けるんですけど、意外とこんな感じです。
草なぎ:かわいいっすね(笑)。意外と乙女なんじゃないですか?
ともこ:そうなんですかね!? 大阪の人って自然にギャーギャー言ってるだけで、作ってギャーギャーができないんですよね。
草なぎ:なるほどね。じゃあ、ナチュラルですね。
ともこ:それが一番好きです。ほんと今日は何が一番うれしいって、大阪でこんなに地道にやってて、この「草なぎやすともの~」って…出世したな~と思いましたね。
やすよ:そらそうですね。大阪の芸人さんも夢ありますよね。
ともこ:きっちりやってたら、こうやってお仕事できますよっていうのを思ってもらいたいですね。
草なぎ:いえいえ、こちらがですよ。僕が知らないだけで、本当にもう、関西! やすとも!
やすよ:(笑)。本当にこれからも来ていただきたいです。でも、私らと一緒にやるのに来てほしいです。
草なぎ:うん、出発ですよ、これは。
ともこ:そんなこと言って、すぐ誰か大阪芸人とロケ行ってたらめちゃめちゃジェラシーですよ!
――収録を終えられて、番組全体としての感想は?
草なぎ:面白いですよね。「うさぎとかめ」という昔から言われてる言葉をこのようにパッケージングした人がすごい腕ありますよね。1週間と1日で、どっちが得なのかなとかいろいろ考えたりもするし、自分に置き換えることもできるし。スタジオのセットも美術さんが頑張ってくれてすてきな感じだし。この番組、ハネるんじゃないですか? うさぎのように。あ、うさぎはそっち(やすとも)か。
ともこ:でも、どっちの気持ちも持ってますもんね。
やすよ:「うさぎとかめ」と聞いたときに分かりやすいですよね。視聴者さんもスッと入りやすい、ややこしくない番組かなと思うので。いろいろな企画もできそうですね。
草なぎ:だって僕も今日打ち合わせで初めて番組の内容を知ったから。それでも成立できるってことは、すごく見やすい番組だと思いますよ。
――今回、印象に残っている対決は?
ともこ:私は対決というより、やっぱり草なぎさんのチャーハンを食べられたことが…。
やすよ:分かる!
草なぎ:チャーハンの対決も印象的でしたよねえ。その“うさぎ”と“かめ”の良い要素を取って作ったから、それが一番良いのかもしれないね。見比べてもらって、“うさぎ”と“かめ”のいいとこ取りをしたらうまくいくっていう。チャーハンもうまくいったよね。
やすとも:超おいしかったです。
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