<モネ>菅波の“世界一やさしい”『頑張れ』 自分への応援として“力”もらう視聴者も

2021/10/07 11:16 配信

ドラマ レビュー

「おかえりモネ」第86回より (C)NHK

清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。10月7日放送の第104話では、電話越しながら菅波(坂口健太郎)が1週間ぶりに登場した。重いエピソードが続く中、菅波が百音(清原)にかけた優しい言葉に打たれる視聴者が続出した。(以下、ネタバレがあります)

「重荷になるかもしれないけど…頑張れ」


今週は第21週「胸に秘めた思い」(第101~105話/10月4日[月]~8日[金])を放送中。103話までで苦しい恋に悩む未知(蒔田彩珠)や家業を畳もうと思っている祖父・龍己(藤竜也)のエピソードが描かれ、104話では、母・亜哉子(鈴木京香)が胸に秘めていた傷を百音に打ち明けた。

それは、地震のあった日の夜に自分が取った行動への後悔。いつも明るい亜哉子が人知れず抱えてきた苦しみに、視聴者からも「亜哉子さん、しんどいね…」「亜哉子さんは悪くない」「号泣した」と、寄り添う声が上がり、放送後、Twitterでは「亜哉子さん」がトレンド入りする反響を呼んだ。

そんな104話では、久々に百音が菅波と電話をするシーンも。9月30日放送の99話以来1週間ぶりに菅波が画面に登場した。

相変わらず白衣姿で勤務中の菅波。身近な人たちの痛みをどうすることもできない、と思い悩む百音に「まずは、『ここが痛い』って言わせてあげるだけでいいんじゃないですか。『ここが痛い』『まだ痛む』って口に出させてあげることは、本人の心を軽くします。それで糸口が見つかることもある」とアドバイスを送り、「これも、重荷になる言葉かもしれないけど…頑張れ」と力づけた。