コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画家の赤信号わたるさんがTwitterに投稿して話題を集めている「マットゥサイエンティスト」。同作は、マッドサイエンティストならぬ、まっとうな科学者“マットゥサイエンティスト”の優しいエピソードを1話1コマで描いたショートギャグで、現在7話までが公開されている。今回は、作者の赤信号わたるさんに創作の背景を聞いた。
「クハハハハ!その醜い異形の姿!いいザマだなあ!」「だが喜べ!すぐ楽にしてやる!」。いかにも悪役のマッドサイエンティストが吐きそうなセリフを叫ぶマットゥサイエンティスト。そして続けて、「これから投与する薬でお前は元の人間に戻る!」「家族の待つ家に帰ってせいぜい日常を噛みしめるといい!」と、至極まっとうなセリフで畳みかける。悪の科学者然とした風貌と、その見た目に似合わない優しさとのギャップに思わずニッコリしてしまう。
1話1コマという非常に短い作品だが、セリフやイラストでユニークにギャップを描いたインパクトある表現がウケて、10月16日に投稿された最新6&7話には1.8万(10月21日現在)を超えるいいねと共に、「優しい世界」「続きを…続きを下さい」「おもしろい!けど泣ける…」など、多くの温かいコメントが寄せられた。
■赤信号わたるさんの作品を読む
「オヤジが美少女になってた話」(双葉社)
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