俳優2年目の奥平大兼が「アフラック」CMで見せる確かな演技力 “大人への過渡期”を繊細に表現
俳優デビュー2年目を迎えた18歳、奥平大兼(おくだいら・だいけん)の出演する「アフラック」新CMが現在放映中。同CMで奥平は、ドラマ「恋する母たち」(TBS系)でも共演した吉田羊とふたたび母と息子として共演。奥平は、ドラマとはまた違ったキャラクターで“大人への過渡期”にある少年を繊細に演じ、改めてその演技力と存在感を示した。
同CMには視聴者からも「奥平大兼くんの表情に見入ってしまった」「30秒くらいのCMで才能がわかるってすごい」の声が上がり、「恋する母たち」を見ていたドラマファンからは「奥平くんと吉田羊さんの親子共演ふたたび…!大好きなドラマだから嬉しい!!」「恋する母たちとは全然雰囲気が違う親子関係。これも良き」といった声も寄せられている。
デビュー作「MOTHER―」で新人賞総なめ
奥平は、長澤まさみと共演した映画「MOTHER マザー」(2020年)で俳優デビューを果たした。「MOTHER―」は、初オーディションを突破しての大抜擢。ほぼ演技初経験ながら母・秋子(長澤)とゆがんだ愛で結ばれた息子・周平の絶望をみずみずしく演じた。
難しい役どころを、奥平は類まれな感性で演じ切った。脚本・監督の大森立嗣氏は「『演技の中で嘘をつかない』ことをやり通せた。素直だからこそ、嘘をつくのは嫌だという感覚が本人の中にあって、嘘をつかないためには自分がそこでどういう気持ちにならなければいけないのかという作業を、撮影中の彼は常にしていた」と語っている。
その演技が高く評価され、「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第94回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞、「第63回ブルーリボン賞」新人賞、「第30回日本映画批評家大賞」新人男優賞と大きな新人賞を総なめし、鮮烈な印象を与えた。
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