橋本梨菜、夜行バスがつらくて「残りたくない」
――橋本さんはオンラインオーディションの経験はありますか?
橋本:「汐留グラビア甲子園2014」では、オンラインの審査は全くなかったです。撮影会とランウエーでの自己PRでした。その場でファンが見てくれて、その場で投票する形式。オンラインだと、しゃべりのスキルが求められるんじゃないかなと思います。ずっと黙っていてもかわいい、というだけじゃなかなか面白みを感じてもらいにくい。でも今後、テレビにも出たりするならトーク力も必要なので、逆に言うとそれを磨ける機会になるのかな、とも思います。
――橋本さんはオンラインでのオーディション経験はないということですか?
橋本:私はオンラインが全然得意じゃないんです。こういう形式のオーディションは嫌になっちゃって、「汐留グラビア甲子園2014」以降は出ていないんですよね。精神的にもやられるし、「汐留グラビア甲子園2014準グランプリ」があるだけでプロフィールには書けるからもういい、って思っちゃって。今回の「第3回サンスポGoGoクイーン」も受ける方にとって今後強みになると思うので、(参加することは)良いと思います。
――「汐留グラビア甲子園2014」のオーディションにはどんな思い出がありますか?
橋本:その時は大阪に住んでいたんですが、開催地が東京だったんです。東京で3週にわたってオーディションがあって、最初に夜行バスで行ったらしんどすぎて、「残りたくない」って思っちゃっていました。来週も夜行バスに乗ると思ったらめっちゃ嫌で。でも残っていたので、来週も、その次の週も夜行バスだったんです。
最後の最後には「ここまで来たら何か持って帰らないと」という気持ちになって本気で頑張りました。結局、最終日に賞をもらったんですが、その夜も夜行バスで帰りました。「賞を取っても新幹線には乗れないんだな」と思ったのを覚えています。