橋本梨菜はももクロ曲で早着替え、葉月あやは財布を忘れて遅刻
――オーディションで本領を発揮するためのアドバイスは何かありますか?
葉月:落ちても気にしないことじゃないですかね。「次も落ちるかも」とか、あれがダメだった、これがダメだったって考えないで、気にせずにやれる子がやっぱり強いのかなと思います。
橋本:印象に残る何かがあるといいのかなと思います。「汐留グラビア甲子園2014」のとき、私は1分間PRで「ダンスを踊りながら早着替え」をしたんですよ。
葉月:どういうこと?(笑)
橋本:制服の中に水着を仕込んでおいて、ももいろクローバーZの曲を踊りながら制服を脱ぎ捨てていったんです。
葉月:まじ?(笑)
橋本:ファンの人たちも手拍子をしてくれている中で脱いでいって、最終的に最後のポーズで靴下が片方だけ脱げなかったんです。それがオチになって「あの子なんか面白いね」って覚えてもらえたんですよね。
――葉月さんは橋本さんのように攻めたアピールはしていましたか?
葉月:攻めたわけじゃないんですけど、私はオーディションに遅刻しちゃったんです。タクシーに乗っていたら財布を持っていなかったことに気付いて、日テレについて「財布がない」となって。タクシーの運転手さんは「今日はいいよ。これからオーディションでしょ」って無料にしてくれたんですけど、それでもちょっと遅れちゃったんですね。
それで、オーディションでその話をしたら、「そういうことよくあるの?」と聞かれたので、「バイトをクビになる」っていう話をしたんです。そしたらそれがめちゃくちゃ刺さって。本来はあまりよくない話なんですが、その時は「こいつ変だな」「面白いな」となって通った。だから、何が刺さるか本当に分からないので、何でもやってみることが大事だと思います。
――一見、弱点になりそうな話が強みになることもある、ということですね。今回のオーディションでは遅刻者が続出するかもしれません。
葉月:遅刻はしちゃいけない(笑)。遅刻するつもりはなかったんですよ! 全くなかったんです。しょうがなかった。30分遅刻しました。
橋本:結構だね(笑)。
――では最後に改めて、オーディションに挑戦する未来の大型新人たちにメッセージをお願いします。
葉月:十人十色なので、自分の個性を出してください! 皆さんに応援してもらって、ぜひ来年のサンスポGoGoクイーンのシード権をもらって頑張ってほしいと思います。
橋本:グラビアをやりたいけどどう始めたらいいか分からない人もいると思いますが、こういうコンテストで賞を取ると全面的にバックアップしてもらえるので、夢へと近づく大きな一歩になるんじゃないかなと思います。迷っている方はぜひオーディションに参加してみてください!
◆取材・文=山田健史