阿部一二三&詩選手が明かした“兄妹金メダル”の舞台裏「妹に全部持っていかれた」
10月22日放送の「A-Studio+」(毎週金曜夜11:00-11:30、TBS系)に東京2020オリンピックの柔道男子66キロ級に出場した阿部一二三選手と、同じく柔道女子52キロ級に出場した阿部詩選手が兄妹そろってゲスト出演し、大会の舞台裏と秘話を明かした。
一二三選手と詩選手は、オリンピックの柔道史上初のきょうだいで同日に金メダル獲得という快挙を成し遂げ、世界的に話題を集めた。先に金メダルを手にしたのは妹の詩選手で、寝技からの一本勝ちで勝利。続いて男子決勝の畳に上がった一二三選手は、大外刈りで奪った技ありのポイントを守り切って決勝を制した。
兄の金メダルが決まった瞬間には、近くで見守っていた詩選手が満面の笑みで飛び跳ねながら両手を挙げてガッツポーズを見せた。その時の写真が紹介されると、MCの笑福亭鶴瓶は「これ、かわいかったよ~」と詩選手の笑顔にメロメロの様子。一二三選手は当時のことを思い返しつつ「妹が飛んで喜んでたから、カメラも妹に全部持っていかれた」と苦笑いを浮かべる。
また、一二三選手が試合前のアップをしている最中に詩選手の決勝戦が行なわれており、アップ中も気が気ではなかったという一二三選手。「動かないといけないのに、体を温めないといけないのに」と思いながら、立ちつくしたまま妹の試合を見つめていたことを明かしていた。
次回の「A-Studio+」は10月29日(金)放送予定。