天海祐希が子役時代の伊藤沙莉にかけた言葉「あなたは気を抜かずお芝居をしている」
10月22日放送の「金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に、天海祐希と草笛光子が出演。視聴者からの質問を通して自身について語った。その中で、天海が子役時代に共演した伊藤沙莉がVTRで登場し、天海から言われた言葉が女優人生の支えになっていると語った。
今回は「金スマ全国女子3000人のギモン」と題して、天海と草笛にさまざまな質問を投げた。天海と特別な関係として、紹介されたのが伊藤。VTRでインタビューに応じ、天海とのエピソードを語った。
天海とは2005年放送のドラマ「女王の教室」(日本テレビ系)で共演。天海が教師役、伊藤は生徒役の一人として出演していた。この時に天海からかけてもらったことが、伊藤の女優人生の支えになっていると話す。
伊藤は「ずっと大切にしている言葉っていうのは、前室っていう撮影するところの一個前みたいな部屋でわちゃわちゃしていたら『沙莉』って呼んでくださって。私は確実に怒られると思ったんですけど、すごく褒めてくださって」と、当時の心境を明かした。
演じた役はストーリーの中で目立つ方ではなかったと伊藤。「カメラが自分に向いていないときでも注目されるようなシーンじゃなくても、必ずあなたは気を抜かずお芝居をしている。ちゃんとやるべきことをやって、気を抜かない、手を抜かないっていうのはとても大事で、そうやってあなたが今のままでいてくれれば誰かが見つけてくれるし、誰かが認めてくれるから、ずっとそのままでいて、変わらないでねって言ってくださって」と天海の言葉がずっと心に残っていると語った。
伊藤にかけた言葉について天海は「お芝居が上手な子って、私みたいにお芝居頑張りたいっていう人間よりも、割と天才的な感じの人ってふいっと違うものに移ってしまうことが多いんですね」と、興味が芝居から離れてしまう人がいるとして、当時の伊藤にもそうしたものを感じたと話す。
続けて、「カメラがこっちを向いていなくても、すごく真剣な顔をして私を見ているんですよ。皆さん精鋭ですが、とても目を引いたんですよね」と伊藤の芝居から感じたという天海。「あなたが今やっていることが私には正しいことなんだって、伝えてあげないとと思って…」と伊藤に声をかけた理由を明かした。
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