「毎月ライブができたのはありがたいこと」et-アンド-が語る“本格始動”の2021年とデビューEP
野島樺乃、モラレスきあら、栗本優音、山崎カノンによる女性ボーカルグループ・et-アンド-のデビューEP(ミニアルバム)『toi et moi(トワエモア)』が11月24日(水)にリリースされる。et-アンド-は2020年に結成され、約1年のレッスンを経て2021年7月に本格始動。これまでデジタルシングル3曲をリリースし、9月からはマンスリーライブを開催するなど、精力的に活動している。メンバー作詞による楽曲も収録される今作について、さらに2021年の振り返りや2022年の展望などについて4人に話を聞いた。
本当にありがたいくらい忙しくやらせていただいています(モラレス)
――まずは7月に本格始動してから約3カ月(※取材時)ということで、この3カ月を1人ずつ振り返っていただきたいと思います。
モラレス:デジタルシングルを3曲もリリースさせていただいて、今回のミニアルバムも発表させていただいて、非常にぺースが早いというか、本当にありがたいくらい忙しくやらせていただいています。
でも、頑張っているんですけど、時には(そのペースに)追いつかないことがあったりもして。だけど、毎日ホームページをチェックしてくれたりして情報を漏らさないようにしてくれているファンの皆さんがいるので頑張らないとなって思うし、忙しさはありがたいことだし、このペースを落としちゃいけないなって思っています。
野島:デビューした頃に比べるとみんなのチームワークが良くなったなって思います。特に8月は、9月の初めてのワンマンライブに向けて毎日みんなで会って、本当に家にいるよりレッスン場にいる時間の方が長い1カ月でした。
ワンマンを成功させるためにみんなでいろいろ試行錯誤したり意見を言い合ったりして、1カ月丸々こんなに1つのことに集中できるのもなかなかない経験だし、今後もっと忙しくさせてもらえるようになったら、1カ月という時間を掛けられることもなくなるのかなって思うので、そう考えるとすごく絆が深まった、貴重な1カ月だったなって思います。
栗本:私もきあらと一緒で、本当にet-アンド-は勢いがすごいグループだなって思っていて。このコロナ禍で毎月ライブができたり、毎月曲をリリースできたりっていうのは難しいことですし、ありがたいことなので、そういう面で振り返ってみるとやっぱりすごいなと思うし、すごくうれしいです。
山崎:この3カ月間でMVも3本撮影させていただきましたし、ファンの方々も「et-アンド-カッコいいね」とかすごく言ってくださっているので、これからも私たちはどんどん前進していかなきゃいけないなってすごく思った3カ月でした。
――10月のマンスリーライブを取材させていただいたんですが、オリジナル曲以外にEvery Little Thingの「fragile」も披露していたのは、楽曲プロデュースが菊池一仁さんだからというつながりからでしょうか?
モラレス:「fragile」は結成した頃から練習で歌っていた曲なんです。私たちはまだ楽曲数が少ないので、ステージに立つことになってどの曲を入れようかって考えたときに、今まで練習してきた「fragile」を入れようってことになりました。
野島:ワンマンでは菊池さんがアレンジしてくださった私たちなりの「fragile」を歌っているんですけど、バラードって本当に歌を聴かせられるというか、1人1人の個性を分かってもらえるかなと思います。