ベンチャー企業の女性社長の波瀾(はらん)万丈な半生を描く「SUPER RICH」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。衛(江口のりこ)が代表取締役を務める「スリースターブックス」は、共同経営者の一ノ瀬(戸次重幸)に裏切られたことで経営の危機を迎えた。
だが、優(赤楚衛二)や空(町田啓太)らのおかげで少しずつ前に進んでいく。そんな本作について金城綾香プロデューサーに取材を実施し、キャスティング理由や企画の成り立ちなど、気になる裏話を聞いた。
実力派俳優たちが勢ぞろいしたキャスティング理由とは?
主演の江口をはじめ、実力派俳優たちが勢ぞろいした本作。個性的な主人公の氷河衛を演じる江口の他、“子犬系男子”を演じる赤楚や“忠犬系男子”を演じる町田。その起用理由を金城Pは次のように話す。
「女性としてかっこ良くてあこがれとなるような方に主人公を演じてほしいと思い、江口さんにお願いしました。言葉に説得力があって、お芝居に圧倒的な魅力がある。あとは、ご自身も本当に面白い方なので、そこを大事にして当て書きしたいと思い依頼しました。赤楚さんは『監察医 朝顔』(2021年、フジテレビ系)で一度ご一緒したときに、現場で監督の話を聞いてすぐに表現に落とし込める瞬発力の良さを感じて。赤楚さんご自身は自分の意見を何とか人に伝えようとするところがある一方、無邪気な一面もあり、大人と子供が混在しているところを優に落とし込めるといいなと思ってオファーしました。町田さんは、主人公にとって最高の秘書という役で。衛にとっての最高の秘書、と思ったときに、『町田さんが秘書だったらすてきだろう』と思ったのがきっかけです」(金城P)