――今回は「美しい彼」というタイトル。萩原さんと八木さんの美しいと感じるポイントを教えてください。
2人とも全てが美しいですよ。でも一つをあげるとしたら、利久は瞳かな。すごく引き込まれるし、見つめている先が気になってしまう。演じていても、平良が何を見ているのか、見ているものを一緒に見たいと思わせるくらい引き寄せられる瞳をしています。
勇征は唇がぷるぷる。あれは本当に美しい。こんな美しい人ばかりが集まった現場はなかなかないです。
――ご自身でここが美しいと思うポイントやポーズなどありますか?
ないですね~(笑)。ポーズなどはその時々で変わっていくものだし、衣装でも違うし、カメラ位置やシチュエーションでも変わっていくし…。なのでこのポーズがいいなと思って事前に準備するというより、いつもその場で思いつきで取ることが多いかも。その場に合わせています。
――舞台はもちろん、音楽活動を行ったりと活動の幅を広げていますが、来年やりたいことなどを教えてください。
元々、ドラマや映画にも出たいと思っていたので、来年は今年よりもより映像の世界で活躍したいです。今回の「美しい彼」の出演はそのいいきっかけにもなると思っています。もちろん歌も舞台も今まで通り頑張って、色々経験してマルチに活動していきたいです!
――最後に、本作の見どころを教えてください。
平良と清居のもどかしい擦れ違いというか、気付いてくれよ!と思うことの連続で…。大学生活が始まり、幸せになりそうでなかなかなれない、そのもどかしさを僕らと一緒に体感していただければ。でもそんな擦れ違いもありつつ、実はすごく幸せなストーリーでもあると思います。複雑な感情がたくさん描かれていますが、その感情の揺れが美しさだと思うので。ぜひじっくり物語を堪能していただければと思います。
取材・文=玉置晴子