デビュー決定前にメンバーだけで話し合いを実施
デビュー決定が告げられる1カ月前の6月、彼らはコンサートのリハーサル後、7人だけで話し合いを行っていた。グループのセンターを務める西畑大吾から投げ掛けられたのは「なにわ男子がどういう存在になりたいか。どういうアイドルになっていたいか」という問い。大橋和也は「みんなのヒーローになりたいと思っている。明日も楽しくなるとか、明日ちゃんと生きようとか。ひとりひとりを幸せにできたら」、道枝駿佑は「男性アイドルのパイオニア。改めてジャニーズがすごいなって思ってもらえるように(なりたい)」、長尾謙杜は「(先輩の)後ろを歩くんじゃなくて、なにわ男子っていう道を作って、より可能性を広げて行けたら。可能性がいつまでも分からない状態でいたいなって思いますね」と熱い思いを語った。
デビューという目標に向かい、決して諦めることなくひたむきに努力を重ねた日々。そして夢見た未来が広がる今、彼らは何を思い、いかに羽ばたいていくのか。輝かしいデビューの舞台裏、怒濤(どとう)の3年間に迫る。