尾上松也、今野浩喜、堀未央奈が、1月7日に都内で行われた「まったり!赤胴鈴之助」(1月8日(土)スタート、深夜0:00ほか、BSテレ東ほか)の記者会見に登場。和気あいあいとした雰囲気の中、撮影現場の様子などを明かした。
昭和の名作漫画「赤胴鈴之助」の“その後”をオリジナルストーリーでコメディドラマ化した本作。剣士・鈴之助(松也)が令和にタイムスリップし、平和な現代でまったり過ごす日常を描く。
劇中では出演者たちによる顔芸、物まね、アドリブが満載。松也は「かなりぶっとんだコメディ。撮影では、変なことしても大体OKが出ました」と言い、今野は「松也さんは、台本の想像より“上”ではなく、台本の“横”をいっていて、すごくはっちゃけられていました。特に、声の大きさがすごくて面白い。静かな喫茶店のシーンで、舞台みたいな発声するんですよ。初めて芝居ができないくらい笑いました(笑)」と振り返った。
一方、マドンナ役の堀も白目をむく変顔を披露しているという。「松也さんが白目を直々に教えてくださったんです。習得したほやほやのものを出したので、私としては満足する出来でした。出演者やスタッフの皆さん、白目のシーンを見守ってくださっていて、温かい現場でした」とにっこり。すると松也は「堀さんって物事を大きく言いますね(笑)」と、堀のオーバーな表現に思わずツッコんでいた。
そして主人公の鈴之助は、65年前に松也の父・尾上松助さんも演じた役。松也は「もし父が生きていたら、初代・鈴之助として出てもらいたかったですね」と話した。「でも全く違う作品になっていますからね(笑)。僕と笑いのセンスが全然違ったので、クスリともせずにあきれるかもしれないです。でも僕が、この役を演じることは喜んでくれているんじゃないかな」と亡き父に思いを馳せていた。