タモリ、憧れの王貞治氏と共演で野球少年に戻る「芸能界に入って良かった」<タモリステーション>
王貞治氏との共演に、タモリ「芸能界に入ってよかった」
――今回の収録で、改めて感じた大谷翔平選手のすごさとは?
タモリ:もう、全てがすごいですね。今回さまざまな視点から詳しく分析しましたが、大谷は本当に“エンジン”が違うんですね。よく分かりましたよ。人間性も素晴らしいですし、高校時代から目標をしっかり見定めて実行していくところなんて、いかに自分がつまらない人間なのか思い知らされて、恥ずかしくなりました(笑)。
――番組では大谷選手の秘密が明かされますが、特に面白いなと感じたところは?
タモリ:長い間疑問に思っていた、バットの芯とスイング軌道の関係が、王さんの説明で腑に落ちました。それから、トレーニング方法はもちろんのこと、野球って刻々と進化を遂げているんだなと実感しましたね。10年前と今ではまったく違うどころか、たった1年でも常識が全然違うんですね。
――王貞治さんはタモリさんにとってどのような存在ですか?
タモリ:我々の世代にとって、王さんはスーパーヒーローですよ。若い頃は、一生お話しなんかできないと思っていましたからね。それが今回、隣に座って、長い間疑問に思っていた僕の質問にちゃんと答えてくださって…。答えを聞きながらも、一方では“今、すごいことやってるな!”と思えてきて、あまり頭が働かなかったですね。芸能界に入って良かったと思う瞬間でした。
――来季、大谷選手に期待することは?
タモリ:昨シーズン、すごいものを見せてもらったので、これ以上は期待しないですね。あとはもう、ご自由にやってくださいという気持ち。…といいつつ、やっぱり期待しちゃいますけどね(笑)。これからどうなっていくのかずっと見ていきたい存在ですね。