ピン芸日本一を決める「R-1グランプリ2022」の決勝進出者が2月13日に発表され、2年連続の決勝となるkento fukaya、ZAZY、吉住、寺田寛明をはじめ、サツマカワRPG、金の国 渡部おにぎり、お見送り芸人しんいちが駒を進めた。
3月6日(日)夜8:00からフジテレビ系で生放送される決勝では、彼らに加え「復活ステージ」を勝ち抜いた1人による計8人で1stステージを戦う。1人ごとに点数審査を行い、最終的に点数の高かった2人がFinalステージへ。そこでもう1本ネタを披露し、審査員による投票が多かった芸人が優勝となる。
昨年から芸歴10年以内という出場制限が設けられた中、昨年より453人多い3199人がエントリー。同日に開催された準決勝では、救済措置による動画審査も含めて31人が激戦を繰り広げた。
出順について吉住「偶数が好きなのでうれしい」
ネタ順抽選の結果、決勝で1番にネタを披露することになったkento fukayaは、「ラストイヤーなので、1番ですけど優勝。独走体制でいきたいと思います」と力強くコメント。2番のお見送り芸人しんいちは「楽しむだけです」とシンプルに意気込んだ。3番は「復活ステージ」からの復活者に決まり、続く吉住は、4番という数字に「偶数が好きなのでうれしいです」と笑顔。そして、「コントで勝ち切る、です。勝ったらかなり自分の自信にもなると思います」と語った。
5番のサツマカワRPGは「偶数が好きなので悔しいです!」と吉住に被せ、「決勝にいくことが本当に夢だったので、夢の舞台で頑張ります!」と元気にコメントした。6番のZAZYも「2と3の公倍数が好きなので最高です」と出順について語り、「優勝以外が嫌すぎるので、絶対に今年は獲らせてもらいます」と、準優勝となった昨年のリベンジを誓った。
7番の寺田は「本当は最後がよかった」と悔しがり、「野田クリスタルさんが、M-1で最下位を獲っても優勝できると言っていたので、僕もその通りに優勝したいと思います」と、最下位になった昨年の雪辱を果たすことを宣言。そして、トリの8番であり、唯一のコンビ芸人である渡部は「緊張しちゃいますね…」と初々しく語り、「優勝して賞金でめちゃくちゃおいしいごはん食べたいです」と、その使いみちを明かした。