SKE48斉藤真木子が最新シングル カップリング曲の振り付けに込めた思い「長く歌い継がれる曲になってほしい」
劇場支配人としての仕事は…「何もしてないですよ(笑)」
――ちなみに、普段は支配人としてどんなことをしているんですか?
何もしてないですよ(笑)。こうやって皆さんが「何してるんですか?」って思うくらい、表に出るようなことは何もしてないですね。
会社の会議で「SKE48についてはこうなった」みたいな報告は毎週一応受けていて、リアルに言うと収支報告みたいなのも聞いてますけど、そういう報告とか、メディア露出とか、スポンサーさんとか、聞いて把握しているって感じですね。でも、本当に把握しているだけです(笑)。
あとはメンバーの昇格発表とかイベントの告知とか、何か出た方がいいんじゃないかって時に出る人(笑)。ファンの方からはメンバーとして見られている部分が大きいから、私もそんなに支配人を打ち出すつもりはないですし。
いろいろ決めてそうに見えて全然何も決めてない(笑)。頼れるスタッフさんがたくさんいるので。だから、皆さんが想像している支配人とは全然違うかなって思いますね。
「みんなが良いところを出し合って最強にしていく」
――あと、映画「アイドル」(2018年)で高柳明音さんと大場美奈さんの3人でお話を伺った際に、後輩とのビジョンの違いや温度差を感じることがあると話されていたのですが、それは解消されたり受け入れたり、気持ちに変化はありましたか。
どっちかと言うと“受け入れた”方かな。それは時代の変化だと思うし、いろいろ受け入れた上でみんなでやっていくというスタイルにはなりましたね。年が一回りくらい違う子もいるわけだから違って当たり前、みたいな。
長くやっているからこそ感じる矛盾もあったりするけど、後輩が自分たちのやり方で結果を出して成功していく姿っていうのはもちろん認めているし、みんなが良いところを出し合って最強にしていくっていうやり方がここ数年はできているのかなって思います。
みんながそれぞれに自分のプライドを持って活動できて、それが個性になっていって、というのはすごく感じますね。あの頃はどこかみんな何でもマイナスに考えがちだった部分もあったような気がします。
そのインタビューを一緒に受けていた高柳も去年卒業して、大場も春に卒業しますけど、どうしたら良くなっていくかっていうのをスタッフさんも含め、みんなで考えていけるようになったっていう成長はありますね。