俳優、グラビアアイドルとして活躍する安藤咲桜が、鹿児島・奄美大島で撮影した1st写真集「さくら、はらり」(光文社/税込3300円)を発売。3月23日(水)には21歳の誕生日を迎える安藤だが、これを機に20歳の思い出や21歳の抱負を聞いてみた。
性格の悪い子の役を演じてみたい
――20歳の集大成になる1st写真集も発売されましたが、もうすぐ21歳になりますね。
そうなんですよ! 19歳のときは20歳になりたくないってずっと言い張っていましたけど、もう21歳になっちゃいます。
――20歳を振り返ると、どんな年でしたか?
19歳はいろいろ自粛しなきゃいけないことも多かったですけど、20歳もその延長線でした。大学生なので遊びたい時期ではあるし、友達とお酒を飲みに行ったりというのも憧れていたんですけど、なかなかかなわず。そうやって行動が制限された分、おうちでゲームをたくさんできたのは良かったなと思っています(笑)。
――最近はレギュラー出演した「ガールガンレディ」(2021年、MBS/TBS)やゲスト出演した「ファイトソング」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)など、ドラマの仕事もしていますね。
これからはもっと演技の仕事にアプローチしていきたいなと思っています。いろんな作品で活躍できるように、今年は演技に焦点を当てて頑張っていきたいですね。
――演じてみたい役はありますか?
すごく性格の悪い役をやりたいです(笑)。普通に日常生活を送っていたら、絶対に経験しないことなのでスカッとしそうですよね。フラストレーションを発散できそうです。特にフラストレーションもないんですけど(笑)。
いまだに事務所への道のりも迷います(笑)
――どんな大人になりたいですか? 「スマホなくした!」とスマホからツイートしようとしたり、トースターのコンセントを挿さずにトーストを焼こうとしたり、いろいろありましたが…。
新しく買った毛布を、二日後にストーブで焦がしちゃったり(笑)。本当にそんなことばかりなので、そういうドジな部分は直していきたいです。
――ツイートしてない失敗談が他にもあるのでは?
何かあるかなぁ…。全部ネタにして昇華しちゃう人間なので、何かあったら大体ツイートしているんですよね。「笑い飛ばして!」と思って。コメントしてくださるファンの方も「またやったんだ」って、お母さんみたいな人たちばかりなので。
あ、私の事務所が赤坂と赤坂見附の間にあるんですが、赤坂見附にスターバックスがあることを知らずに、見附で降りて赤坂のスタバまで歩いてコーヒーを買って事務所に行くというのを繰り返していました(笑)。
7年ほど通っている場所なんですけどね。最近、仕事終わりにマネージャーさんと事務所に行く時に「スタバに行きたいけど、ここ赤坂見附だから歩かなきゃいけないね」と言ったら「え、見附にもあるけど?」って言われちゃいました。
あとは駅の出口を間違えると、いまだに事務所への道のりも迷います(笑)。カラオケボックスで自分の部屋に戻れないこともよくありますね。だって、どの部屋のドアも一緒じゃないですか。
方向音痴の人って自分に“謎の自信”があって、看板とか見ずにそのまま進んじゃうんです。来た道を覚えてなくて帰れないとか、本当にドジすぎて一人では生きていけないです…。
――ファンの方には「こんな私ですけど、どうぞよろしくお願いします」というところでしょうか?
ドジ話ばかりしてしまって、幻滅した方もいらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)。そんなところも全部含めて、私のことを認めてくださっている方々が応援してくださっているんだと思うので感謝しかないです。そんな皆さんの応援で私は頑張れるので、これからもどうぞよろしくお願いします!
◆取材・文=青木孝司