“勇ちゃん”が再び登場! ひなた編で勇役を務める目黒祐樹「若い頃の勇の印象をできるだけ裏切らないように」<カムカム>
「若い頃の勇の印象が非常に強烈に残っていらっしゃると思う」
――共演者のみなさんの印象はいかがですか?
カムカムの現場は、共演者の方々やスタッフの皆さんが役名で声をかけてきてくれて、僕のことも「目黒さん」ではなく、「勇さん」って呼んでくれるからすごくやりやすかった! 初日からもう「勇さん」と呼ばれて、最初だけ「あ、僕のことだ!」となったけど(笑)、みんなが勇、勇と呼びかけてくださるので、役に入りやすい環境を作ってくれました。僕もみんなのことを役名で呼んでいて、年下の子には「桃太郎!」とか「ひなた!」とか自然と呼んでいました(笑)。本当に役としてのつながりや、関係性が早く築けて良かったです。現場では、孫に囲まれているような楽しい場面が結構あります。家族に囲まれて、ついワーっと泣いちゃうおじいちゃんみたいに、そういう雰囲気づくりをやってくださいました。
――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
視聴者の皆さんには若い頃の勇の印象が非常に強烈に残っていらっしゃると思うので、それをできるだけ裏切らないように、できれば勇っぽく上手に歳を重ねていられたらいいなと思います。ちょっと甘めの点数で、歳をとってからの勇の登場を見ていただいて評価いただければうれしいです。
るいと母親の安子の関係も、気になるところで、安子編では母親が娘と決別するというのがどれほどのことなのか、非常に上手に描かれていて衝撃的でした。母親が娘と離れるってとんでもないことだと思うので、それを決意させる「I hate you」というあのシーンは印象に残っています。るい編になってからの深津さんもすごかったですし、竹村クリーニング店のご夫婦や周りの人たちがタッグを組みながらドラマを引っ張ってきてくれたことも大きな功績だと思います。この先、人との気持ちのすれ違いみたいなものが解決するような展開になりますので、お楽しみになさっていてください。僕も皆さんと同じように、今後の物語を楽しみにさせていただいております。