平成ノブシコブシ徳井健太、バッドボーイズ&囲碁将棋の“ネタは天才的におもしろいのに大成していない理由”を深掘り「ラストチャンスでとがりはいらない」<しくじり先生>
独自目線の熱く的確なお笑い考察が話題の、平成ノブシコブシの徳井健太が登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30、第4金曜地上波放送終了後~ ABEMA SPECIALチャンネル)の3月11日の放送では、“ネタは天才的におもしろいのに、大成できなかった芸人”をテーマの特別授業完結編を公開した。
徳井先生の授業では、3組の芸人の生き様にフィーチャーし、実力があるのに評価されない彼らのしくじりの原因と教訓を学ぶ。3月4日の放送では、2011年にコンビを解散したカリカついて、先生独自の考察とともにしくじりの原因をひも解いた。
バッドボーイズ
今回の授業では、ボケ担当の清人、ツッコミ担当の佐田正樹からなるバッドボーイズが、“ネタは天才的におもしろいのに、まだ大成していない理由”を深掘りしていった。
徳井先生いわく、“ピュアすぎるふたりが組んだ漫才師”だというバッドボーイズだが、そのふたりが「漫才でいちばん獲りたい」と強い意思で挑んだ「M-1グランプリ」ラストイヤーでは、まさにそのピュアさが原因で、準決勝でのネタ選びをしくじってしまったという。徳井先生は、「芸人としては芸術的。本来『M-1』を目指す必要もない。自分のやりたい漫才をやって優勝できるのがいちばんなわけだから、バッドさんは芸術家なんだなと思った」と語り、そんなバッドボーイズのしくじりから学ぶ教訓として、“人生のラストチャンスでとがりはいらない”と続けた。
そこで、先生から「個人的にいちばんとがってると思ってた若林さん、どうですか?」と話をふられたオードリーの若林正恭は、「『M-1』準決勝は、放送作家の関西寄りの人たちが選ぶってこととかを分析をしていた。だからピュアじゃないんだなって、自分のことを思った」と語り、「でも、“お客さんにウケる漫才”“やりたい漫才”の2択じゃなくて、例えばだけど、“ぜったい松本人志さんは笑う漫才”とか“渡辺正行さんは笑う漫才”とか、そういうのをイメージしてた」と告白した。
その若林の言葉に、徳井先生が「ここまで考えないと『M-1』っていけないんだな」と感嘆の声をもらすと、先生の相方の吉村崇も「我々は“出て、明るく、大声で!”くらいしかなかった」と教室の笑いを誘っていた。
その後、徳井先生は「最近では、やりたいことをやるコンビが脚光を浴びることが多々ある」などと続け、“とがった芸人が世に出始められるようになった理由”についての考察も発表し、「我々の『M-1』と今の『M-1』は、ちょっと違うのかな」とまとめ、芸人たちも終始、うなずきっぱなしだった。
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」
毎月第1~3金曜夜9:00-9:30/第4金曜地上波放送終了後~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送
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(※放送後1週間、無料視聴可能)
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【テレビ朝日】
毎月第4金曜深夜0:50-1:20
https://www.tv-asahi.co.jp/shikujiri/
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