人気シリーズの2店「味のイサム」「茂三郎」がスペシャル番組で再登場
3月22日(火)、29日(火)には、人気シリーズ『忙しすぎて番組Dがバイト?中華店主』と『弟子43人の蕎麦名人』の“その後”がそれぞれ1時間ずつ放送予定だ。
「『忙しすぎて番組Dがバイト?中華店主』シリーズでは、舞台となったお店が昨年夏にボヤになって以来ずっと休業していました。その間も片桐ディレクターがちょくちょくお店に顔を出していて、クリスマスパーティーを開いたり、年末年始を一緒に過ごしたりと家族同然のお付き合いをしてきたんです。今回は片桐Dの実家がある岐阜へ、店主夫妻にとって初となる旅行にも出かけます」(加藤さん)
「『弟子43人の蕎麦名人』シリーズでは、師匠に『俺超えちゃってるんじゃねぇの⁉』と言わしめるほど蕎麦職人の才能を発揮したAD・谷口君が、240人前分の年越し蕎麦を切りまくります」(竹内さん)
いずれもファンにとってはたまらない展開が観られる予感がする。『オモウマい店』を観ると、どうしてこんなにも優しい気持ちになるのだろう?
「そもそもお店の方が優しいから、自然と番組スタッフも現場で優しくなれるし、その優しさをテレビ局で待っている僕たちのところにも持って帰ってくるんです」(加藤さん)
「撮影を通じて、店主さんの生き方がつまった言葉に出合える。仕事人として店主さんが手を抜かないから、僕たちも絶対に手を抜けません」(竹内さん)
人に優しく誠実に、地道に番組をつくり続けるテレビマンたちがいる。『オモウマい店』が視聴者だけでなくテレビ業界人にも高く評価される理由が、少し分かった気がする。
(取材・文/城リユア)