3月25日(金)の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME Season4」(夜1:05-1:35、フジテレビ※関東ローカル)では、4週にわたって紹介されてきた“Kis-My-Ft2特集”の最終話を放送。また、今回がSeason4の最終回となる。番組では、デビュー10周年を記念した全国アリーナツアー「Kis-My-Ftに逢える de Show 2022」に向けた準備に密着する。
「モチベーションが上がる衣装を着てほしい」
2022年の年明け、全国アリーナツアー「Kis-My-Ftに逢える de Show 2022」に向け、準備は大詰めを迎えていた。初日まであと10日と迫ったリハーサル室には、今回のために新しく作られた3種類の衣装が到着。その中でも、ライブ中盤で着用する衣装には刺しゅうがふんだんに施され、背中には10周年を意味する“X”の文字、そして前面にはメンバーそれぞれのイニシャルが表現されていた。
衣装に袖を通したメンバーは、それぞれのイニシャルを探し「どこがY?」「おー! 本当だ、Fだ」と声を弾ませる。コンサート衣装を担当する玉森裕太はスタッフに改善点を伝え、1着ずつさらなる修正を重ねていく。玉森は「まだまだ新しい発見があるし。メンバーみんなにかっこよく、モチベーションが上がる衣装を着てほしいなって思う」と語った。
“ファンが見たいもの、ファンが喜ぶもの”が第一
初日を翌日に控えた2022年1月中旬。ツアー最初の地となる静岡に、7人の姿があった。本番のステージで、最後の通しリハーサルを行う。今回のライブのテーマは“10年の感謝”。ライブの演出を担う二階堂高嗣は「3年ぶりにお客さんの前に立つので、ワクワクしています」と高揚感を隠しきれない様子。
リハーサルが進む中、ステージから離れた二階堂はひとり客席へと向かう。観客と同じ目線で立ち、ステージ全体を見ることで、細かなメンバーの動きやそれに合わせた照明のタイミングを入念にチェックしていく。中には巨大なシャンデリアをつり下げる位置をわずか20センチ修正するなど、その確認は細部に渡った。
「“ファンが見たいもの、ファンが喜ぶもの”を第一に考える」と話していた二階堂。最高のステージをつくり上げるため、その確認作業は深夜まで続いた。