4月9日(土)より「速水もこみちの食材探求ロードムービー 頂!キッチン」(昼1:28-2:00、ABCテレビ※関西ローカル)が放送される。同番組は、速水もこみちがキッチンカーで日本各地を巡り、地方の究極食材を使って、その地でしか作れない絶品オリジナルメニューを作るロードムービー×グルメバラエティー。景色も料理も堪能できる新感覚の料理番組となっている。
WEBザテレビジョンでは、俳優でありながらもあくなき“食の探求心”を持つ速水にインタビューを実施し、料理に対する熱意や、撮影裏話、番組の見どころなどを聞いた。
“知っている者同士”の新たな視点に注目
――コロナ禍で再注目されるキッチンカー×グルメ番組ということですが、旅を通して新たな発見はありましたか?
僕がキッチンカーに乗って旅をしながら、生産者の方たちと会って、料理を作り、そして食べていただくということがあまりないので、そこが既に新しい取り組みだと感じています。
元々、スーパーに行って販売員の方とお話ししたり、生産者の方とお話しするのが好きなので、そういう方たちとお話しができることは、すごくうれしいし勉強にもなりました。
また、料理をやっている自分と生産者の方、いわゆる“知っている者同士”でするお話は、なかなかほかの番組では聞き出せなかったり、出てこなかったりするので、皆さんにも新しい発見をしてもらえるんじゃないかなと思います。
――生産者とお話される中で、コロナ禍だからこそ感じた課題などはありましたか?
食を通した楽しい前向きなお話をしたかったということもあって、コロナによるマイナス面のお話はあまりしなかったです。ですが、リアルな話だと、流通の問題など大変なこともたくさんあると思います。
――では逆に、コロナ禍だからこそ人気になったメニューや、流行などはあるのでしょうか?
今、実は料理のはやりってそんなにないんですよ。それこそ、「マリトッツォ」とかは出てきましたけど、ここ1,2年くらいは、極端なはやりってなかったんですよね。どちらかと言うと、みんな“よりナチュラルに”というか、オーガニック志向が強くなっている気がします。
それがこれからもずっとテーマになっていくと思うんです。素材をいかにベストな状態で出すかという勝負になってきますよね。作る側もそうだし、販売側もそうだし、流通なんかもそうだと思います。