お笑いコンビ・ダニエルズが、4月9日深夜に放送されたニッポン放送「オールナイトニッポン0(ZERO)~決戦!お笑い有楽城~」で優勝し、「オールナイトニッポン0(ZERO)」の単発パーソナリティ権と優勝賞金10万円を獲得した。
この番組は、各芸能事務所イチオシの若手芸人がラジオ形式でのトーク力を競い合うというもの。今回の出演芸人は、駆け抜けて軽トラ、四天王、ダニエルズ、アンコウズ、ちぇく田、ぽんぽこ、竹内ズ、スカチャンの8組で、審査員は松村邦洋、お笑いコンビ・三拍子、森三中の黒沢かずこが務めた。
ダニエルズが喜び「夢が叶いました」
ダニエルズのあさひと望月隆寛は、優勝決定直後に囲み取材に応じた。優勝の感想として、あさひは「本当にガチで『オールナイトニッポン0』に出たかったので、夢が叶いました」としみじみ。一方の望月は「優勝できるかわからなかったから、呼ばれた時うれしかった。とにかくうれしかったです」と振り返った。
番組には、所属事務所・タイタンの太田光代社長も見学に訪れており、ダニエルズの2人は収録の途中でその存在に気付いたという。望月は「良いところを見せなきゃと思いました。緊張感が高まって、なるべく椅子に背中を付けないようにしようと意識しました(笑)」と背筋を正したことを明かした。
爆笑問題の教え「自分たちの力でとにかく売れていけ」
「オールナイトニッポン0(ZERO)」の単発パーソナリティを務めるにあたり、目標とするラジオ番組は何か。望月が「事務所の先輩の爆笑(問題)さんのラジオを目指したいけどタイプが違い過ぎるかな」と言うと、あさひは「僕たち、高学歴が多いタイタンの芸人の中では珍しく高卒なんですよ。なので、そこらへんにいる兄ちゃん、姉ちゃんが聴いて笑えるようなラジオができたらいいと思います」と理想を語った。
タイタン勢の優勝は、前々回のXXCLUB、前回のまんじゅう大帝国に続き3回連続となる。あさひは「ここまで続くとネットで何か言われそうで怖い(笑)」とこぼしつつも、「爆笑さんから受け継がれているタイタンイズムというか。『芸をとにかく磨け』『自分たちの力でとにかく売れていけ』というのが、爆笑さんの教え。その教えがタイタンにいい結果をもたらしているんじゃないかな」と分析した。