市原隼人が役者として“ととのった”瞬間「絶対に“夢”が勝たなきゃいけないと感じました」<サウナの神さま>
がっつりコメディ「今回が一番ハードだった(笑)」
――高橋:公開中の映画「劇場版 おいしい給食 卒業」はあまりにもコメディで、僕も見てびっくりしました(笑)。給食をこよなく愛する教師・甘利田役ということですけど、役作りで気をつけたことはあるんですか?
市原:記憶がないんです、ハードすぎて(笑)。現場で、自由に動ける遊びの部分を作ってくださったおかげで、(甘利田の動きは)ほぼアドリブなんです。今まで何億円とか保険かけてアクションとか命を懸けるものをやらせていただいたんですけど、今回が一番ハードだった(笑)。
――高橋:アクションよりハードなんや!この作品で「ととのった」という感じですか。
市原:本当にもう、おっしゃる通りです。これほどまでに人生を謳歌している男を見ていただいて、皆さまにも「人生って楽しいことがいっぱいあるんだな」と思っていただけたらいいなと思います。
市原が今“ととのっていないこと”とは…
――高橋:そんな市原さんがまだ整ってないことはあります?
市原:きゅうりが食べれないんです、僕。
――高橋:しょうもな!(笑)。
市原:どうしても食べられなくて。この作品にも出てきたんです、ヤツが。冷やし中華に載って…。子供たちが見てる手前、おいしく食べないといけない。『おいしい給食』ですから。しっかりおいしくいただきました。
――高橋:映画で共演した子供たちはこれ見て初めて気づくわけね。
市原:嘘ついてすいませんでした(笑)。
――高橋:ちっちゃすぎるわ懺悔が!
市原:あと最近、(きゅうりが)1本まるまる出てきたことがあって。敬愛している方のご自宅でトレーニング終わりに「すごくおいしいから」って。僕、その前にも3~4回言ってるんですよ「きゅうりダメなんです」って。それでも「今日採れたヤツだから!うまいから!食べて!」って。
――高橋:尊敬してる方から。
市原:長渕剛さんなんですけど(笑)。それはもう、僕は何があっても食べます。
――高橋:長渕さんお願い!市原さんきゅうり無理ですから!気づいてあげて!