映画「トップガン マーヴェリック」のジャパンプレミア・レッドカーペットセレモニーが、5月24日に神奈川・横浜港大さん橋 国際旅客ターミナルで行われ、主演を務めるトム・クルーズとプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが出席した。
1986年に公開され大ヒットを記録した映画「トップガン」。クルーズの出世作となった作品の続編が36年ぶりに公開される。アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。そのベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロットたちを持ってしても絶対不可能な任務に、最後の切り札として伝説のパイロット、“マーヴェリック”(クルーズ)に白羽の矢が立てられた。若き新世代のトップガンたちと危険なミッションに挑む。
レッドカーペットでファンと交流
93メートルのレッドカーペットが敷かれ、400人のファンが待つ会場にサングラスをかけて登場したクルーズ。報道陣の撮影に対してもサングラスをはずし、穏やかな笑顔を見せる。その後、ファンの方に向かい、言葉を交わしたり、撮影に応じるなど、まさに神対応。感激して涙を流すファンも多く見られた。
クルーズに続いて、ジェリー・ブラッカイマーもレッドカーペットに登場。「エキサイティングだよ! とにかく早く見ていただきたいし、大きなスクリーンで見ていただきたい」というコメントからも作品への自信が感じられた。クルーズの魅力については「マジカル! 魔法です」と答え、「劇場で最高の作品を楽しんでいただきたいです」と日本のファンに向けてメッセージを送った。
トム・クルーズ「この作品は皆さんのために作った作品」
レッドカーペットでファンとの交流を楽しんだ後、ステージに登場した二人。ブラッカイマーは「やっと日本に戻ってこられました。ちょっと長過ぎましたね。この最高の作品『トップガン マーヴェリック』と最高のスター、トム・クルーズと一緒に戻ってきました。日本に来られることをいつもうれしく感じています」と来日した心境を語った。
クルーズからは、「また日本に戻ってこられてうれしく思っています。日本のファンの皆さんに『トップガン マーヴェリック』を紹介できることもうれしく思っています。この作品は皆さんのために作った作品。ここ日本に戻ってこられて、特別な思いがありますので、ぜひ皆さんにはこの作品を楽しんでいただいて、すてきな夏を過ごしてもらいたいです」とメッセージ。
さらに、「今日ここに来られなかった皆さん、心配しないでください。来年の夏、『ミッション・インポッシブル』の新作で必ず戻ってきますし、再来年もまた戻ってきます。その時にお会いしたいと思います」と来年以降の来日も約束した。
最後は、クルーズからのプレゼントとして150発の花火が打ち上がり、イベントはフィナーレとなった。映画「トップガン マーヴェリック」は5月27日(金)より全国ロードショー。
◆取材・文=田中隆信
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