日本代表による座談会企画も
このほか番組では、現役日本代表の伊東純也、板倉滉、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)による座談会企画も行われた。本大会に出場の可能性がある代表戦士たちは、“死の組”入りに何を感じたのか。伊東が「楽しみ」、田中が「地獄」などの悲喜こもごものファーストインプレッションを明かす中、「うるせーよ!」という言葉が最初に浮かんだと告白したのが板倉だった。
というのも、グループリーグ抽選の最中にドイツで試合をしていた板倉は、試合終了後、ロッカールームに戻ってから組み合わせを知り、そこでチームメイトたちから「コウ、ノーチャンス!ノーチャンス!」と煽られたとのこと。板倉は「『うるせーよ!』と『日本もやるぞ!』というのを言ってやりました(笑)」と回想した。
さらに座談会の中で、本田圭佑のインタビュー映像も公開された。本田は日本の初戦の相手がドイツだと知ると「うわっ、これめっちゃキツイっすね」と苦笑い。続けて「隙は突けそうという弱点も多いのがスペインのイメージ。ドイツはいい試合ができそうだけど、ドイツは抜け目がないから国民性的にも。カウンターとかもどこまで効くのかなみたいな」と話し、「一番嫌ですね。でも楽しみですね」「初戦に対する情熱は湧き上がってきますね」とまとめていた。
ちなみに、本番組「FIFA ワールドカップ64」の「64」という数字は、カタールW杯の試合数にちなんだものであり、ABEMAがこの全64試合を無料生中継することが決まっていることを意識したものだと思われる。ワールドカップまで残り半年を切った今。本大会を120%楽しめるように、今のうちからこうした番組を見て“予習”をしておくのもいいかもしれない。