6月10日、映画「極主夫道 ザ・シネマ」の大ヒット御礼舞台あいさつが、都内で行われ、玉木宏、MEGUMI、主題歌「2way nice guy」を担当したCreepy NutsのR-指定とDJ松永が登壇した。Creepy Nutsが、玉木とMEGUMIからの称賛に喜びを爆発させた。
玉木宏&MEGUMIが絶賛「なんでもできんじゃん!」
主題歌を担当したCreepy Nutsの印象を聞かれ、MEGUMIは「一度ライブは拝見させてもらったことがあるんですけど、ラップがかっこいいですし、DJプレイも“こんなにすごいんだ!”ってめちゃくちゃ感動しました。それでトークも上手だし、バラエティもめちゃくちゃ出てるし、“どないなってん?なんでもできんじゃん!”って印象です(笑)」と絶賛。
玉木も「お二方を知らない時に曲を聴いて、“すごくチャラい人たちなのかな”って思ってたんですけど、すごく腰が低くて。今日も、こういう場に慣れてないから、自分はどこに立つんだろう?って感じで可愛い部分もあるんだなって思いました」と答えた。
二人のコメントを聞いて、松永は「めっちゃ嬉しいです!」と、R-指定も「光栄です!」と喜びを爆発させ、松永は「昔から、古い表現ですけど、ブラウン管越しに観てた方なので、本当にこんなことをおっしゃっていただけるなんて…。自分と物理的に交わる世界線があるとは思わなかったです」と感慨深げな表情を見せた。
R-指定が語る主題歌への思い
主題歌「2way nice guy」の制作については、R-指定が「元々漫画も知っていて、ドラマ版もしていました。ただ、基本的にヒップホップって自分のことを書いたりするので、極道も主夫も、俺の人間性とはかけ離れているので、どうやって繋ぎ合わせようかなって考えました。でも、主人公の龍が極道で培ってきたスキルが主夫の道で生かされているという、“使い道が変わることで良い方向に行く”というのは僕の人生にも置き換えることができるなって。今まで生きてきた中で苦手やった部分とか余計やと思われてきた部分がラップにおいては役に立つことができているんです。なので、そういうふうに置き換えようと」と主題歌に込めた思いを説明。
それを聞いて玉木は、「すごくこの作品に勢いをつけてくださってますし、書き下ろしということで、歌詞が龍にも当てはまるなってすごく感じてました」とCreepy Nutsの二人に感謝の気持ちを伝えた。
同作は、2020年の連ドラに続く劇場版。“不死身の龍”と呼ばれていた伝説の極道、龍(たつ)が足を洗って専業主夫の道を選び、極道時代の外見や言動は抜けてないが、高すぎる主夫力で料理や洗濯、掃除など家事全般に命をかけ、時にはご近所のトラブルにも奮闘するというストーリー。
取材、文=田中隆信