放送開始から2年目を迎えた「賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~」(毎週月曜深夜0:58‐1:28、TBS)。MC・有田哲平扮(ふん)する「ソウドリ」CEOの“ドン・アリタ”よりすぐりの芸人たちが自慢のネタで対戦し、“最高ソウドリ賞金40万円”を奪い合うお笑いトーナメントは、6月6日よりシーズン10がスタート。さらに、4月からは有田と平成ノブシコブシ・徳井健太が、深いお笑い談義を展開する新コーナー「ソウドリ解体新笑」も開始し、注目が集まっている。
このたび、WEBザテレビジョンでは、同番組を手掛ける田村恵里プロデューサーにインタビューを実施。有田と徳井による「ソウドリ解体新笑」はどのような経緯で実現したのか、また、収録現場でのエピソードと共に「ソウドリ」における展望を語ってもらった。
若手芸人にとっての登竜門に!
――放送開始から2年目に突入し、番組も放送回数を重ねるにつれて、視聴者はもちろんのこと芸人さんからの反響も大きくなってきている印象を受けますがいかがですか?
「ソウドリ」は若手芸人が出演しやすい番組なので、いわゆる若手の登竜門的なネタ番組になってくれたらいいなと思っています。先日の収録でも若手芸人たちにとって、登竜門的な感じで認識されているという話を聞きました。
なので、若手芸人にとって一番最初に出演したい地上波の番組、ネタ番組になってきているんじゃないかなと思います。今、若手芸人が出演する地上波のネタ番組って、あんまりないと思うんですよね。
昔は「爆笑オンエアバトル」などがあって…それこそ「ソウドリ」の前に放送していた「有田ジェネレーション」(※現在、Paraviにて配信中)には少しくせのある若手芸人が出演していたんです。「ソウドリ」は正統派、実力のある若手芸人が出演できるネタ番組なので、若手芸人が出演したいと言ってくれているという話は届いてます。
――以前、インタビューをさせて頂いた際にマッチメイクの芸人さんはオーディションで決めていると伺ったのですが、オーディションにも若手の方が多く受けに来ているのでしょうか?
コロナが収まった頃はオーディションをやっていたのですが、今はあまりオーディションを行っていないんです。現在は、番組のディレクター陣が情報を集めたり、ネット上にもネタ動画がたくさん上がっているので、そういったものを見ながらマッチメイクを作っています。