6月19日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、山下達郎特集を展開。山下本人がインタビューに答えるという内容で、フジファブリックの山内総一郎からの「アルバムを作ろうと思うのは、どのタイミングなのでしょうか?」という質問の返答で、関ジャニ∞のメンバーが驚く一幕があった。
売れなかった頃を振り返る山下達郎
山下のアルバムの中で「FOR YOU」が好きだという山内。この質問に対して山下は、「(FOR YOUは)40年前のアルバムなので」と前置きし、当時は1年1枚アルバムを出すのが常識だったと話す。
山下は70年代を振り返り、「当時は売れないミュージシャンだったので、カツカツにしか録らせてもらえなかった。バンドと違って、僕らみたいなソロの場合はアルバムは曲を作って、スタジオでレコーディングをする時に初めてやる。予算ないもん、リハーサルなんか出来ない」と振り返り、「3時間で2曲レコーディングするっていうのが、70年代は普通のことだった」と回顧する。
予算の関係でできなかったこと
そのため、自身でアレンジする際、曲の最後を締めくくる部分であるコーダがもう一小節欲しいと思っても、予算の関係でできなかったといい、山下が「どうすりゃいい?」とレコード会社に質問したところ、「レコード売ればやりますよ」と言い返されたという。
山下は「レコードを売りたいと思った動機はそれ。もうワンテイク録りたい」と思ったと言い、「『RIDE ON TIME』がヒットして嬉しかったのは、レコーディングにお金がかけられること。と語った。この意外な発言に対して、関ジャニメンバーは驚きのリアクションを見せていた。
ジェイ・ストーム