乃木坂46の元メンバーで俳優の能條愛未が7月3日、都内にて開催されたファースト写真集「カーテンコール」(blueprint)の出版記念イベントに出席。同じく乃木坂46の元メンバーである白石麻衣の写真集を参考に撮影へと臨んだことを明かした。
乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業。その後、俳優として舞台を中心に活動する能條の初写真集となる同書は、全編を沖縄で撮影。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台に様々な衣装やメーク、表情の彼女が収められている。
写真集発売は「驚きでいっぱい」
周囲の反響を聞かれた能條は「まだ聞けてないです。というのも、怖くて」と不安を吐露。「この後お渡し会があるので、ファンの方に感想を聞いてみたいなと思っています」と口にした。
写真集発売が決まった際の心境は「せっかく芸能界にずっといさせてもらっているので『いつか私も写真集を出せたらいいな』とは思っていましたが、あまり現実的には考えていなくて」と告白。
「乃木坂46の現役時代も周りのメンバーが写真集を出していて『すごいな、おめでとう』という気持ちだったんですけど、『私にはまだまだかな』というのがあったので、本当に驚きでいっぱいでした」と打ち明けた。
撮影の準備に関しては「お洋服以外にも水着だったり、今回はランジェリーとかにも挑戦したので、おなかとか足とか腕とか、普段見せない所があらわになるじゃないですか。なので恥ずかしくない程度にちょっと腹筋とかしてみて、お腹がぽよぽよしていたのでそれを少しでもキュッとなるように、筋トレなんかはしてみました」と明かした。
芸能界にいる理由が「カーテンコール」
また、「カーテンコール」というタイトルは自ら付けたそう。「舞台とかミュージカルを私はずっと続けていて、私はかなりの緊張しいですし、小心者ですし、怖がりですし、性格的にはあまり芸能界に向いていないはずなんです」と自身を分析。
「それでもこうしてずっと続けている理由の一つが“カーテンコール”。その瞬間が本当に私はなにものにも代えがたい幸福感だったり達成感だったり、あの瞬間が忘れられなくて。カーテンコールが大好きで、この世界にずっといる理由なので『カーテンコール』という名前を付けました」と語った。
「同書に点数をつけるなら?」という質問には「90点」と回答。100点満点に10点足らなかった理由は「もうちょっと腹筋の線を割っておけばよかった」と笑った。
撮影に向けては「みんなどんな感じだったっけ」と、乃木坂46で共に活動したメンバーたちの写真集を研究したという。特に参考にしたメンバーを聞かれると「まいやん。白石麻衣ちゃんはすごく素晴らしい写真集だったので、勉強させてもらいました。ナチュラルな感じがすてきだなと思ったので、参考にさせていただきました」と語っていた。
◆取材・文=山田健史