超特急・草川拓弥がドラマ初主演を務める「みなと商事コインランドリー」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレビ東京系)が7月6日(水)よりスタートする。同作は、漫画・缶爪さわ、原作・椿ゆずによる同名作を基に描く、恋に臆病なアラサー男子とピュア過ぎるイケメン高校生の年齢を超えたラブストーリー。
WEBザテレビジョンでは、コインランドリー「みなと商事」の管理人・湊晃役の草川と、イケメン男子高校生・香月慎太郎(シン)役の西垣匠にインタビューを行い、ドラマへの思いやお互いの印象、撮影現場でのエピソードなどを聞いた。
事務所に呼び出されて…
――まずは草川さん、初主演が決まった際のお気持ちはいかがでしたか?
草川:いつも作品が決まった際には、マネジャーさんからメールで連絡がくるのですが、この作品が決まった時だけ「話したいことがあるから」と事務所に呼ばれたんです。
なかなか事務所に呼ばれることもないので、ソワソワしていて。「何があったんだろう?」「何かやっちゃったかな?」と思って行ったら、資料をポンと出されて「主演決まりました!」と言われました。あの衝撃は忘れられないですね。
今(取材時)撮影を約2週間くらいさせてもらっている段階で、いまだに自分が主演をやっているという感覚がないというか…。ないのもどうなんだって感じですけど(笑)。そのことを意識しすぎるとうまく芝居に集中できなかったり、プレッシャーを感じてしまうので、そこまで意識せずにやっています。
もちろん初めて聞いたときはうれしかったですし、たくさん成長できる年になりそうだなと感じています。
――それぞれが演じる役はどのようなキャラクターですか?
草川:湊はとにかく弱くて、脆く、今にも壊れてしまいそうな人物だなという印象がありました。自分の秘密や過去にもがいている部分を隠していて、いろいろなことから逃げている姿がすごく印象深くて、そういう部分を大切に演じさせてもらっています。
西垣:シンは、湊さんに一直線な男の子です。ずっと大好きだった人で、初めて好きになった人だから、どうやって距離を詰めていいかも分からず、彼なりに、思ったまま素直に気持ちを伝えていく姿がすごく印象的です。とにかく余計なことをしないように、自分の感情をそのまま相手にぶつけていくということを意識して演じています。
また、シンの喜怒哀楽という感情は、全て湊さんが原因なんです。それが例え湊さんがいないシーンであったとしても、感情が湧き出てくる源には、必ず“湊晃”という人物がいるようにしています。