思い入れのある作品になりました
――撮影で訪れた名所やグルメで印象に残っているのは?
日本各地に行かせていただき、きれいな風景を見て、おいしい料理を食べることができました。ゴールの北海道もたくさん思い出がありますが、旅のはじまりである、栃木・中禅寺湖は、いよいよ旅がはじまるんだなと、心情的にも印象深かったです。グルメでいうと、北海道で食べたホタテと会津若松で食べた馬刺しがおいしかったです。あ!そこカニって言うところか(笑)。実際にその土地の空気を感じながらの撮影は、とても贅沢でお芝居する上ではありがたいことなので、のびのびと撮影させていただきました。
――彩女は北との旅を「大人の夏休み」と表現していますが、入山さんは夏休みがあればどう過ごしたいですか?
海外旅行がしたいです。パワーを充電できますし、価値観に影響を受けたり、各国の文化を知って、“自分”を広げる経験にもなるので、ご時世的に早く海外に行けるようになればいいなと思っています。
――死生観がテーマですが、作品を通してどのように考えましたか?
生きることと死ぬことって、実は表裏一体。遠いようで近いことなんだなと。より一層周りの人に感謝して、もらったものを返していきたいし、もっともっと大切に思うようになりました。
――達成感を得られたということで、女優人生の中でも大きな作品になりそうですか?
スタッフ、出演者みんなで一丸となって心を込めて作る現場って貴重ですし、宝物の作品。私にとって思い入れのあるドラマとなりました。視聴者の方々に見てもらうことで、より一層自分の中で思いが強くなっていくんだろうなと予感しています。ぜひご覧いただけるとうれしいです。