連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)に登場する、ヒロイン・みね子(有村架純)の先輩でありルームメートの夏井優子。体が弱く寝込みがちではあるものの、仕事ができて後輩たちの仲も取り持つ優子は、みね子にとって憧れのお姉さん的存在になっている。
そんな優子を演じる八木優希は、香取慎吾演じる主人公の娘・雫役を熱演して話題となった「薔薇のない花屋」(2008年、フジテレビ系)など、16歳にして数多くの作品に出演し注目を集める実力派女優だ。
「朝ドラ」に出演するのは「おひさま」(2011年)に続く2度目だという八木にインタビューを行い、本作への思いや、撮影中のエピソードを聞いた。
──出演が決まった時の感想を教えてください。
「おひさま」に続いて、今回も岡田(惠和)さんの作品に出演できると聞いてうれしかったです。前回とは違う八木優希を、岡田さんにも見せられたらいいなと思って演じています。
──「おひさま」と「ひよっこ」で、違いを感じますか?
前回はまだ小学生でヒロインの幼少期の役だったので、今回は全然違う感覚です。「ひよっこ」のオーディションを受けた時には、どんな役なのか全く分からなかったんです。役が決まって台本を渡された時に、20歳を演じるのだと知りました。成人の役ができるのは、演技の勉強をする上でいい経験になっていると思いますね。
実は「ちゅらさん」(2001年)の時にも、撮影現場には行っているんです。泣く赤ちゃんの役だったんですけど、私はずっと寝ていて、結局出演できなかったみたいなんですが(笑)。
──優子はどんなキャラクターだと思いますか?
乙女寮のルームメート5人のことが好きで、後輩に対しては面倒を見てあげたいと思っているし、幸子(小島藤子)には幸せになってほしいと願っています。体が弱くてみんなから心配されることも多いんですけど、その分みんなにお返しをしたいと考えているんだと思います。
演じている私も、みんなともっと一緒にいたいと思っちゃうくらい、仲間のことが大好きなキャラクターですね。
──優子との共通点はありますか?
私は病気がちではないですし思ったことも言えちゃうので(笑)、優子とはあまり似ていないと思います。でも、優子は例えば、「先輩として後輩たちにいいところを見せたい」とも思っているはずです。そういうところには共感できるので、演じやすい役だと感じています。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
【HP】 https://www.nhk.or.jp/hiyokko/
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