宮川一朗太 離婚、役者の仕事激減、年収ゼロで借金、娘の学資保険を使い生活
5月21日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)で、宮川一朗太が離婚&借金苦から再起にいたるまでの苦労を語った。
17歳で俳優デビューした宮川は芸歴34年目。
テレビドラマ、映画、舞台など数多くのヒット作に出演しているが、近年は苦境にあえいでいた時期もあったという。
“しくじり”のきっかけとなったのは、12年前の妻との離婚。
宮川は離婚後、当時14歳と12歳という思春期真っ只中の娘2人を引き取り、シングルファーザーとして子育てに奮闘することに。
子育てを優先するため仕事をセーブせざるを得ない状況だったが、その影響で役者としての仕事が激減してしまう。
「1年間収入がゼロ」の時期もあり、貯金が底をついた挙げ句に借金を重ねて、子どもの学資保険にまで手を付けたこともあった。
その後、娘のためにもこのままではいけないと一念発起。
2時間ドラマの死体役や犯人役など、仕事を選ぶことなく「どんなドラマでも、どんな小さな役でもいいから」と、新たな気持ちで俳優業に打ち込んだ。
そんな宮川の元に届いたのが、2013年放送の大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)からの出演オファー。
堺雅人演じる半沢をいびり倒す副支店長・江島浩役で、宮川は役者としての輝きを取り戻し、このドラマを機に「本当にやりたかった役者の仕事にまたありつくことができた」という。
「(苦労が)いろいろあってから演じた役だから、やり甲斐すごかったんじゃないですか?」とオードリー若林正恭が尋ねると、「これが最後のチャンスだ!っていう、それくらいの気持ちでした」と当時の心境を語る宮川。
役柄に入り込むため、撮影以外の場所でも堺とは「ほとんど口をきかなかった」という。
「絶対仲良くなったらいかん!」と心に決めて、撮影現場で堺が話しかけてきても、宮川は言葉少なに「…そうですね」と答えるだけ。
当時は宮川も「まいったなぁ」という気持ちで、堺に対して申し訳なく思っていたと胸の内を明かした。
次回の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は、5月28日(日)放送。ゲームの達人・高橋名人と、GENKINGが出演する。
毎週日曜夜9.58-11.05
テレビ朝日系ほかで放送