東京ドームライブでワイヤーに吊られてみたい
――お二人の人生のモットーも聞かせてもらえますか?
多田:「今」を大切に生きています。今あることに感謝をして、今あることを一生懸命頑張っていったら、自分が思っている以上のすてきな未来が待っているんじゃないかなって。今の自分がびっくえんじぇるとしてTIFに出場できたことも、こうして取材をしていただいていることも、過去の自分には絶対に想像できなかった未来だと思うんです。
だから、例えば「5年後にこうなっていたい」とゴールを自分で決めるより、今を大切に、一生懸命精いっぱい生きていったらすてきな未来が待っているんじゃないかなと思うので、全てのことに感謝をしながら「今」を生きていきたいと思っています。
大橋:私は「やりたい」と思ったことは、即行動して必ず実現させます。TIFも8年前に「出る」と決めたんです。正直に言うと、何度も諦めようかなと思ったことはあったんですが、やっぱり自分で一度決めたことは達成するまではやめられないなと思って。TIFを終えて、えりぴよと今後の人生について語り合ったんですが、この先何年かかるかは分かりませんが、いつか東京ドームライブの夢を絶対にかなえたいと思っています。
多田:東京ドームでワイヤーに吊られてみたいんです。「太いワイヤーが必要だね」と話していました(笑)。
大橋:TIFだって自分が活動を始めた8年前には想像もできなかったので、絶対にいつかできると信じて頑張っていきたいなと思っています。
新体制初のアルバムをリリース「心もお腹もいっぱいになって」
――さて、アルバム『Reスタート!!』がリリースされました。どんなところに注目してもらいたいですか?
大橋:私たちはもともと二人組ではなかったんですが、新体制になって初のアルバムです。私たちが今まで出してきた音源だけでなく、未発表だった音源もたくさん収録されています。一つ一つの楽曲に私たちらしい歌詞が入っていたりするので、ぜひ聞いていただきたいです。
アルバムの最後に「Power of Dream」という曲を入れているんですが、この曲は「私たちの夢は挫折をしながらもいつかかなうんだ」ということを信じて作った曲なので、特に注目してもらいたいです。基本的にはデビューしてからの順番通りに曲を並べているんですが、「Power of Dream」だけはあえて最後にしました。
多田:「このびくえんなら大丈夫」という歌詞があったりして。いろんな夢をこれからもかなえたい気持ちを込めています。楽曲のレコーディングも一曲一曲丁寧にコツコツと作り上げてきたので、一つ一つ大切に聞いていただければうれしいです。
大橋:ぜひ全部聞いていただいて、心もお腹もいっぱいになっていただきたいなと思っています!
◆取材・文=山田健史