世界最大規模のコスプレの祭典として知られ、2022年で20周年を迎えた「世界コスプレサミット」(略称:WCS、コスサミ)。その最新回に当たる「世界コスプレサミット2022 ~20th Aniversary~」が、8月5日~7日にかけて愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催。大勢のコスプレファンが集結し、会場は大盛り上がりとなった。同イベントに取材参加し、撮影したコスプレイヤーたちの写真を、インタビュー記事と併せて紹介していく。
「その着せ替え人形は恋をする」喜多川海夢/コスプレイヤー:ぺ てんし(様)さん
――今回のコスプレのキャラクター名を教えてください。
「その着せ替え人形は恋をする」のヒロイン・喜多川海夢ちゃんです。
――コスプレをするうえでこだわったポイントは?
いちばんこだわったのはギャルメイクです。ふだんはこういったメイクはしないので、一から勉強してクオリティを高めました。かなり濃いめにしたんですけど、今日は暑すぎて…。さっき来たばかりなんですけど、汗でだいぶ流れちゃいました(笑)。
――「コスプレサミット」に参加した感想をお聞かせください。
今回、初めて遊びに来たんですけど、とにかく暑くて、メイクを直すのが大変で…。思いきり楽しむためにも、次にくるときは、しっかりと暑さ対策をしてから参加したいです。
「よふかしのうた」七草ナズナ/コスプレイヤー:かえるちゃんさん
――今回のコスプレのキャラクター名を教えてください。
「よふかしのうた」のヒロイン・七草ナズナちゃんです。
――こちらの衣装を選んだ理由は?
現在放送中のテレビアニメに登場するキャラクターなので、“やるなら今が旬!”というのがいちばんの理由です。あと、「コスサミ」はちょっと遅めの時間までコスプレ撮影ができるので、夜のロケーションが似合うコスプレをしたいな…と思ったのも、こちらの衣装を選んだ理由のひとつです。
――コスプレをするうえでこだわったポイントは?
ナズナちゃんは吸血鬼なんですけど、衣装以外でもその雰囲気を出したくて。きつめの色味のカラコンとちょっと濃いめのメイクで“吸血鬼っぽさ”を表現してみました。
――真夏のイベントに参加するうえで、何か暑さ対策はされましたか?
冷感スプレーを大量に用意しました。熱がこもらないように、つねに冷感スプレーで冷やしているので、じつはマントの中は見た目ほど暑くはないんですよ。
「世界コスプレサミット」は、写真撮影や交流だけでなく、コスプレパフォーマンスをはじめとしたさまざまなステージ企画や、街中で実施されるコスプレパレードなどを楽しめる点が特徴的なイベントで、毎年、国内外から20万人以上のコスプレファンが集結。この度の「WCS2022」も昨年に続き、感染予防対策を徹底したうえで開催され、好評を博した。
取材・文=ソムタム田井